あらすじ
事件を解く鍵は、死体のそばに残された血文字「R」――加害者の母親から、沖縄ストーカー殺人の再捜査依頼が。鋭い観察眼を駆使し、冬彦は被疑者の冤罪を晴らせるか? 人気ドラマシリーズ原作! 真犯人に繋がる証拠は血で書かれた「R」のみ── 十年前、沖縄で二十代女性のストーカー殺人があった。遺体発見時、犯人と思しき男の自殺体も見つかり、被疑者死亡で事件は決着していた。だが、加害者の母親は特命捜査対策室の小早川冬彦に再捜査を依頼。癌を患う彼女は、生きているうちに息子の冤罪を晴らしたいと言う。冬彦は血文字に着目し、寅三と沖縄へ飛ぶが……。
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Posted by ブクログ
久々の富樫氏の小早川冬彦シリーズ。登場人物が他のシリーズと似通っていてごちゃ混ぜになりそう(笑)途中から犯人の独白が挟まれるが、どうやって犯人に行きつけるのか、そこも面白かった。
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10年前のストーカー殺人の被疑者の母から、何でも相談室へ再捜査の依頼を受けて…
警視庁へ異動した冬彦と、新しい相棒の寅三。ドラマまんまな感じなのがちょっとなぁって所がありました。ドラマは好きですが、できればそのまま高虎が相棒の方が私的には好みでした。
シリアルキラーの考えが怖すぎてゾッとしました。ストーカーの方もそれはそれで相容れないけれど、とばっちりで殺されてしまった最後のモノローグが切なかったです。
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新小早川冬彦シリーズの2作目。結局旧メンバーが高虎が寅三に変わった以外は集結している。今度は沖縄から全国を飛び回り、冤罪を晴らしていく。冬彦警部、なんかまともになった感じ
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3.5くらい
冬彦VSシリアル・キラー
沖縄や鹿児島、福岡と現地に赴き事件の真相に近づいていく描写が面白い。
最後は犯人が冬彦や母親を殺そうとして、寅三に簡単に抑えられる様はあっけなかったな。
Posted by ブクログ
富樫倫太郎『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』祥伝社文庫。
約2年振りに刊行されたシリーズ第2弾。
偶然が偶然を呼ぶ展開と犯人の無駄な行動が自滅へと繋がるという、何ともしっくりしないストーリー。KY刑事の小早川冬彦も今回ばかりは少しまともだし。
警視庁に創設された特命捜査対策室第五係、本庁の 『何でも相談室』 へ異動したKY刑事の小早川冬彦の活躍を描く。
10年前の事件に疑問を持った小早川冬彦は、寺田寅三巡査長と共に事件を再捜査すると、事件の背後にシリアルキラーの存在を感じる。
犯人死亡で事件を幕引きした警察組織がひた隠していた連続殺人事件が小早川冬彦により白日の元に曝される。
本体価格960円
★★★