あらすじ
高校生になった智成の日常は少し変わっている。死者が見えるのだ。吹奏楽をやめ、早朝バイトをする智成は、夜明けには消えてしまう彼らとの、この静かな時間が好きだった。
だが、親友の妹・優子との突然の再会がすべてを変える。
「文化祭で兄の遺作を演奏する手伝いをしてくれませんか」手渡されたそれは、36時間もある壮大な合奏曲で――。
兄を失った優子。家族と別れられない死者。後悔を抱える智成。凍り付いていたそれぞれの時間が、一つの演奏に向かって、今動きはじめる。
「主人公たちの幸福を願わずにはいられない、愛おしい物語」(三上延)、 「これは小説でしか表現出来ない音楽だ。最後の別れはキラキラと輝いていた」(佐野徹夜)――感動と推薦の声!
「さよなら」ができない、すべての人に届けたい感動の青春小説。応募総数4,355作品から選ばれた第27回電撃小説大賞の《メディアワークス文庫賞》受賞作!
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Posted by ブクログ
賞を受賞した当時、
推してる俳優さんが読んでます。
と言ってたので読みたかった1冊(笑)
前半はいまいち面白くないなー。
話も進まないし。
と、なかなか読み進められませんでしたが
お話が動く後半は面白く読めました。
「死者が見える」というあらすじにあったフレーズ。
ここがもっとメインになるかと思ったのですが
おまけくらいの設定だったのが物足りなかったなぁ。
文章自体は読みやすく、
ページを跨がないところに作者のこだわりを感じました。
Posted by ブクログ
第27回電撃小説大賞で、メディアワークス文庫賞を受賞した作品とのこと。
自分には合わない話だった。
死者のことを止者を呼び、時間が止まっているだけで
同じ世界に生きているという設定は面白いと思うし
演奏に36時間かかる曲を止者を協力して
演奏するというストーリー自体は良いのだが
ブランクがある智成がトランペットを普通に演奏しきれたり
裕美が智成にこだわったりする理由がイマイチ描かれていない。
恭介の曲がそんなに誰が聞いても素晴らしい曲だという
説得力があるほどの名曲揃いというのも
都合が良すぎるし、妹の優子も行動もストーカーじみていると思う。
タイトルの付け方や、宇宙で聞こえる曲
というのは好きな感じなだけに、
全体的に説得力に欠ける悪い意味でのいかにもラノベ
という感じで大変残念。
言葉遣いも「だけど」などの話し言葉が
ちょくちょく出てくるのも苦手。