あらすじ
優秀な警部が警察署内で首を吊った。闘病の末の自殺だという。背景にあったのは組織ぐるみの陰湿なパワハラだった。警察の罪を取り締まる目的で集められた異端児集団「監殺部隊SG班」は、悪徳上司たちに”処分”を下すため、秘密裏に動き始める……。出世レース、派閥争い、人間関係の軋轢――私怨と義憤が渦巻く中、声なき者の無念は晴らせるのか。組織で働くすべての人に贈る、元警察官による圧巻の復讐ドラマ!
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Posted by ブクログ
警察組織の複雑さが想像越えていたので
なかなか読み進められなかった。
陰湿極まりない壮絶ないじめとパワハラが
読んでいて腹立たしいやら悔しいやら悲しいやら…。
精神を攻撃する嗜虐的な描写が
多いため、こちらのメンタル持っていかれる。
でも面白い。
SG班の個性的なキャラクターたちが
「必殺仕事人」っぽい
Posted by ブクログ
なんとも物騒なタイトルだが、中身は血湧き肉躍る警察暴力小説となっている。警察版『必殺仕事人』と言えば分かりやすいか。
警察の罪を取り締まる目的で集められた異端児集団「監殺部隊SG班」は悪徳上司たちに裁きを下すために秘密裏に動き始める。シリアスあり、だがその中にコミカルさもあり、緩急の取れた面白い読み物だ。