あらすじ
月波家の自宅裏口に若い男の死体があった。その日を境に、平凡だった家庭の生活の歯車が狂い出す。夫と妻はそれぞれ別の異性との情事に溺れ、子供たちは大人の裏の顔を知ることになる。事件に巻き込まれていく人々の保身や欲望、裏切りなどを、ブラックユーモアたっぷりに描いたサスペンス長編。
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Posted by ブクログ
自分にとっては少々分厚い本であったが、ストーリーのテンポがよく、どんどん読み進めていけて自分でも驚いた。主人公一家の視点が次々に切り替わっていき、バラバラだった話が後半に行くにつれ、一つの終着点に向かっていく流れが読んでいて魅了された。世の中には悪いことを考える人もいるが、それを上回る考えを持つ、頭の切れる人もいることが爽快であった。他の作品もぜひ読んでみたい。
Posted by ブクログ
おもしろかった!が、なんだか月波家のドタバタ劇と言う感じ。
月波家の自宅裏口に若い男の死体が…そこから一家のドタバタ劇が始まるのだが。
結局、裏口の死体は何だったんだろう?
やっぱり赤川次郎さんの小説はテンポが良く非常に読みやすい。