【感想・ネタバレ】図解インド経済大全 ヘルスケア分野(8業界)収録版 政治・社会・文化から進出実務までのレビュー

あらすじ

今村 卓氏(丸紅経済研究所長)推薦!
日本企業が知りたい今のインドを描きつつも、直面する課題も率直に指摘することで、その実像を明確にしている

中国リスクが顕在化する中、新たな製造拠点と市場を模索する動きが強まっている。その中で最も注目を集めるのがインドだ。間もなく人口で中国を上回り、2030年までに日本のGDPも上回ると予測される大国である。しかし長い歴史を持ち、地方主義、民族、宗教、文化が複雑に入り組んだ社会の理解は容易ではない。

本書は、インド研究者、またインドを専門とする実務家ら総勢34人の編者・執筆者が結集し、インド経済と関連する事項を解説する。第1部は経済に陰に陽に影響を与える政治や社会、文化なども幅広くカバー、充実した記述で理解を深められる。第2部は、ヘルスケア分野(6業界)について、最新の統計を駆使し、基礎と現状を解説。さらに第4部において、進出実務や税務、また現地の生活や仕事の様子もフォローする。

インド経済入門書決定版の、建設・素材分野に関心にある方に内容を絞った廉価版!

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Posted by ブクログ

訳あってインドに滞在することになってので手に取ってみました。海外の一つの国について、ここまで網羅的に業界を解説している本があるというのがすごいな、と思いました。それだけ、インドという市場が今後の日本にとって重要である証拠なんでしょう。本書を読んでみると、インドへの日本企業の進出はまだまだ勢いが弱い印象です。自動車のマルチスズキ以外で言うと、大成功している日系企業はあまり見つけられません。だからこそ、今後伸び代のある市場としての注目度も高いのかもしれません。

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2022年04月23日

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