あらすじ
ただ幸せになりたかったはずだった――市役所の児童福祉課で働く咲良は、8歳の娘・カオリを男手ひとつで育てる開業医の孝太と出逢い、結婚。誰もが羨む幸せな家庭を手に入れた。しかし、「理想の家庭をつくる」という咲良の願望は知らぬ間に自身を追い詰め、次第に家族の歯車を狂わせていく……。
土屋太鳳、田中圭出演で2021年2月公開の話題映画を、『暗黒女子』の原作者・秋吉理香子が小説化!
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Posted by ブクログ
さすが秋吉理香子、簡単には終わらない。
シングルファーザーの開業医と出会い、結婚。まさにシンデレラストーリーかと思いきや…開業医の連れ子、カオリが小学生とは思えない腹黒二枚舌のいやらしさ。細かい描写がうまいので情景が浮かび楽しめた。同級生を突き落としたカオリと3人で楽しく暮らしました、なのか!
Posted by ブクログ
2021/3/6
どっひゃー!!
不幸続きな若い女と、妻に逃げられた子持ち男。
まるでアニメのようなシンデレラストーリーかと思いきや、、、。
ラストが急展開だったけど、咲良は染まることで幸せだと思い込もうとしたのかな?
Posted by ブクログ
そこまで望んでいないといいながら、8ページ9ページあたりを読むと、結構な望みだよなぁとおもってしまった。いろいろと大変な家庭事情が出てくるけれど、それにしても壮大な幸せを望むなあと。そして結婚後、「最高のクライマックス」「これ以上ないハッピーエンド」「それから、シンデレラと王子さまは、いつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ」と思ってしまっている主人公。ここからがスタートなのに、ゴールだと思っている。そして、崩壊、暴走へ…。幸せになりたいだけと言っていた彼女、何が本当に必要か、わかっていたらこんなことにはならなかったのか?幸せに縛られたら不幸だなぁと思いながら読んだ。
再読。記録。
Posted by ブクログ
本が薄いなと思ったけど、スピード展開の連続。
咲良出ていって、カオリすぐ反省していい子になるとか。。
最後はなんか急にサイコパスファミリー(笑)
Posted by ブクログ
思っていたストーリーと違って
孝太の裏がDV気質なのと娘がサイコパス気質…
それでも面白くてどんどん読んで
あれ、もうあとこんだけしか残ってないけど
どうなるの?で、そんなオチありですか!?っという感じです。
咲良はたったあの日1日だけであんなに
様変わりできるのでしょうか…
もうちょっとページ数あって、内容を広げてくれてもよかったのにと思わずにはいられなかったです。