あらすじ
世界経済の中心地・ウォール街で鍛えられたカリスマ投資家が、知らないと損をする投資術のイロハからチャートの分析法まで、豊富な経験と知識を基に、本気でお金を増やしたい、稼ぎたい方のために懇切丁寧にガイドします。これを読めば大切な資産を増やしてくれる株式、投資信託、ETF、商品とポートフォリオが見えてくる。
長期投資から短期で利益を上げるハウツー、マインドの持ち方、さらに空売りでヘッジする方法など中上級者向けのハウツーや、知られざる著者の経歴のすべても惜しみなく公開。あなたの人生を変えるかもしれない、「億り人」へのパスポートです。
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Posted by ブクログ
海外(特に東南アジア)への投資を意識するきっかけになりました。
1.投資目的と分散投資
・現金保有も投資している事と同様。
『インフレしない事』に投じている。
→株式(会社)、不動産はインフレに伴い、
価格設定を上げることが出来る為、
インフレに追従できる。
・人はネガティヴイメージの方が強く印象に
残ってしまい、仮に大きな失敗をした際には、
『もう投資やらない』という選択肢を取って
しまう可能性がある。これは避けたい。
→シャープレシオを高めるのが良い。
シャープレシオ=
(収益率-安定的に収益出来る率)/標準偏差
ウォール街では2行けば合格、3はよっぽどで
ないと厳しい。
・1.株式『40〜60%』2.国債社債『10〜30%』
3.仮想通貨『10〜30%』分散投資。
→日本人は日本情勢に少なくとも給与の観点から
影響を受ける為、海外(or海外のETF)へ
投ずるべき。
2. 海外投資への勧め。
・国際視点の獲得を目的として、
国際ニュースをチェックすべき。
→ウォーレンバフェットがリッチになれたのは、
当時成長過程だったアメリカ株に投資した
から。現在は東南アジアが急成長中。
#アメリカ株は中小メインでの購入。
◉アフリカ、東南アジア、中国系の
雑誌も読み漁り+口座開設して
資金を投じていくべき。
3. その他
・テクニカル:短期投資の時に使用する。
1.ゴールデンクロス、デットクロス。
2.MACD(突き抜けたら買い)
3. ボリンジャーバンド
(+2σを突き抜けたら売り。)
・ヘッジは空売りで
・損切り上手へ。→損切り回数が多くても、
勝ち時の利幅が大きければ、収益率は出る。
Posted by ブクログ
投資の話。他の初心者向け書籍と異なる点としては、分散投資のカテゴリを多くしなさいというところかな。
初心者向けには、3銘柄ぐらいで投資信託積み立てとけば?っていう方が伝わりやすくやりやすいと思うが、本書では10銘柄ぐらいに分散して投資しつつ、長期積立と短期投資を混ぜなさいというような内容。
あとは、各種インジケータの見方とか、初心者向け投資本より少し足を踏み出している感じがあった。
・「お金を増やすことができれば、人生の選択肢が増える」
―不本意におもう仕事を辞めて新しい仕事にチャレンジする
―愛する子供を留学させたり、スポーツクラブや音楽プログラムに送り出せる
とか、可能性が広がる。
・日本の年金制度は少子高齢化によって不安が増加している。ある程度の老後資金は自分で準備することになる。(いわゆる老後2,000万問題かな)
・「投資をリスクと捉えるのをやめる」
物価が年2%上がったとする。(1985年はバブルで2%あがった)
今、100万円で買えるものは、1年後には102万円になる。預金の金利が2%を上回っていない限り、100万の価値は貯金していただけでは減少する。
預金はリスクを避けるために選ぶものではなく、インフレにならないことにかける一種の投資
・「長期積立をベースに、短期投資でパフォーマンスを高める」
資金の7~9割を長期積立し、1~3割を短期投資する。
・約30年にわたってGDPが殆ど動いていない日本は、世界でも例が無い特殊な状況。
・お金持ちの投資家に共通しているのは、成長性の高いところに投資すること。
バフェットも今のアメリカに投資したわけではなく、60年前のアメリカに投資した。
・株主優待を目的に株を買うのは違う。感情的な投資になるので、理論が弱い。
(が、私としてはそれも有りかなと思う。やらないよりはやったほうがいい)
・債権は強い。発行体が破綻したり、倒産したりした場合、公的なプロセスではお金が戻される優先順位は債権の持ち主の次に株主。
・インジケータの使い方のおすすめ。
MACDやほかのテクニカル指標を使って波に乗る(買う等の判断をする)
そしてかった後にボリンジャーバンドで売り時を探る。