【感想・ネタバレ】触れてはいけない障りの話のレビュー

あらすじ

「実はこの話、『話してはいけない』って言われたんです」

人が関わってはいけない「何か」。
この世には、テッパンで「障る」「祟る」ものが存在する。
語るたびに何かが起きてきた曰くつきの怪談「障り」を解禁!
タブーへ挑む著者渾身の怪奇取材録


偶然で片付けることのできない怪異がある。
人はそれを「障り」或いは「祟り」と呼ぶ――。
・親族の依頼で悪霊に憑かれた老女の除霊に赴いた僧侶。家の中で見た戦慄の光景とは…「仏間の闇」
・宿泊禁止の部屋があるホテル。清掃だけはするのだが、その驚愕の方法とは…「ザイル」
・二種類の呪術が特定の家系だけに脈々と受け継がれている村。その効力は…「黒の禁書」
・山中の神社へ肝試しに行った三人組。そのうちの一人が突如獣のように…「禁忌の社」
・美しい島に魅入られた女性が体験した悪夢の一夜。島の人が神と呼ぶものは一体…「神の憑く島」
・著者があるホテルで遭遇した霊の話。以後、この話をしようとすると…「障り」

ほか、触れてはいけない「事件」「霊」「物件」「呪術」「神」「怪談」
6つのテーマで収録された危険極まりない怪談たち。
禁じられた領域に迫る15の怪!


仏壇に供えられた二つのおはぎを見た時、その違和感に気がついた。
おはぎの表面が、ぐねぐねとまるで生きているかのように動いている。
蝋燭の灯りでそう見えるのかと思ったが、どうも違う。ぶつぶつの小さな無数の黒い粒が、おはぎの表面にびっしりと張り付いていて小刻みに動いている。
「……あなた、何をお供えしているんですか」
――「仏間の闇」より

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Posted by ブクログ

買うつもりはなかったけど、今日本屋でふと目に止まって買って、一気読みしてしまった。触れてはいけない怪異譚。
実話というよりも証言、なるべく当事者による証言を蒐集されている著者が、ありのままの言葉でしたためています。
恐らく、怖いよりも「おーん?」って気持ちになる話ばかりですが、そこはフィクションに思考力を奪われています。なぜなら、事実として不可解なことが起こると、それを正直に伝えても他人からの不寛容や無理解が起こります。それが「おーん?」です。

文脈も分かりやすく、文体も個性を出さないように努めているのが分かりました。加えて短編続きで読みやすかったです。

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2026年01月08日

Posted by ブクログ

その土地に根付く文化的な怖さって、ときに人よりも怖かったり。一番最初の、実際にあった事件をもとにした後日談がめちゃくちゃ怖かった!!

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2026年01月10日

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