【感想・ネタバレ】武漢封城日記のレビュー

あらすじ

NHK、英国BBC等で放送され大反響!
29 歳のソーシャルワーカーがSNS上に赤裸々に綴った「都市封鎖」という異常事態下の真実。

「今朝、目を覚ましてロックダウンのニュースを見て、誰もがすっかりうろたえた。
これは何を意味し、どれくらい続き、どんな準備をすべきか、予想しようがない」
「一つの都市は、瞬く間に動きを止めた。復活の日は来るのだろうか」

怖いほどの静寂に包まれた大都市・武漢。
猛威を振るう新型コロナウイルスへの恐怖と不安の中、耐え忍んで暮らす市民たち。
封鎖都市のリアルな実態がネット上に日々克明に記録された閲覧数191万に上る話題の〈武漢封城日記〉。
台湾で緊急出版されたベストセラーの日本語完訳!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

2020/1/23日に武漢はロックダウンされた。
写真付きで、ロックダウン後の風景や食事、人々の生活が綴られています。
蔓延するのはウイルスだけではなく、女性への暴力も。
日本と比べると比率が高い。
歴史的な男尊女卑とストレスが原因らしい。
日本と変わらない。
食べることは生きること。
政府が示しがないから国民は自ら命を守る為にできることをする。
中国政府は日本政府よりも頑固。
国民は右往左往されている。
第3波に向けて、生活の知識にもなることがあるので読んで良かった。
私は変な偏見はあまりないので、それも良かったと思ってます。

0
2020年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2020年1月23日から4月8日まで封鎖された武漢で暮らしていた女性が書いた日記です。
3月1日までで、突然(未完)の文字とともに終了してしまったので、何かあったのかとびっくりしましたが、現在も彼女は元気です。

ある日突然町が封鎖されます。
ロックダウンを行わなかった日本ですら、外出自粛で家の中に閉じ込められてしまったわけですから、町が封鎖ってどういう事だろうと思ったら、「なるべく外出を控えるように」とは言われますが、最初の頃は自由に外出できたようです。
家に閉じこもっていても気が滅入るだけなので、著者はなるべく外に出るようにします。

社会とつながること。
自分ができることは何かと考えること。

そのために彼女は外に出て何人もの清掃作業員の人たちに、生活の様子や仕事について(社会保険の有無や、マスクなどの支給について)を尋ねます。
そして、知りえたこと、考えたことを日記に書いてネットにアップします。

”ロックダウンによって時間と空間が静止したが、情感と情緒は拡大した。”

いつまで閉じこもっていなければならないのか。
食べ物や日用品が足りなくなったらどうしたらいいのか。

”このウイルスが蔓延する中では、心を寄せなければならない人はとりわけ多く、多くの人が具体的な説明を必要とし、治療を受けられずに亡くなった人も数多くいます。私は生きている、そう思うだけで強い後ろめたさを感じます。”

人間は社会的な動物だから、一人で孤立するのはとてもつらいことです。
彼女は毎日友人たちとビデオチャットで話をしました。
また、日記に寄せられるメッセージにも心を支えられたようです。

同じ時代、同じ災害を、違う国ではどう対処していたのか。
もちろん彼女が武漢の代表者ではありませんし、平均値でもありませんが、それでも読んでみることに価値はあったと思います。

0
2022年05月23日

Posted by ブクログ

ロックダウン中の武漢の様子ですが
思った以上に 静かだったようです
勿論出歩く人が少ないというのもありますが
大きな混乱はなく
みな冷静に怖がってるという印象

著者は どちらかといえば
この機会に出歩き
街の声を拾いたい と考えたので
街に出ている方だと思います
あとは 物資が滞ってない
食べ物もあまり不自由がないし
マスクも日本のほうが
不自由したように見えます
さすが 物を持ってる国は
強いな・・・と実感します

0
2021年02月08日

「ノンフィクション」ランキング