【感想・ネタバレ】難行苦行の〈絵描き遍路〉をやってみた 四国八十八カ所を歩いて描くのレビュー

あらすじ

体力自慢の富良野の絵描きが野宿しながら八十八ヶ所をひと寺1時間で描いて廻った前人未踏の歩き遍路。各寺の御朱印も絵とともに収録。北大路公子さん(人気エッセイスト)も絶賛する、これまでにない寺めぐりエッセイです。

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Posted by ブクログ

四国巡礼を題材とした本は多い。道中で撮った写真を散りばめたブログなども沢山見つかる。本書は88か所を絵描きながら巡るというのが面白い。各寺での制限時間は1時間で、ボールペンでの下書きから彩色までを済ます。その絵はすべてカラーで本書に収められている。著者は所々で、思うように絵描けなかったと書くが、どれも味わい深いと素人目には見える。四国巡礼のガイドブックとしては物足りないかも知れないが、実際にお遍路さんをするなら手元に置いて、一寺一寺で、どこから絵を描いたのか確かめてみたくなる。

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2022年03月11日

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