あらすじ
「なぜ雨が降るのか?」、「前線ができるしくみ」から「夏の猛暑」、「ゲリラ豪雨」、「爆弾低気圧」などの最近よく聞く天気用語まで、気象の関する知識を写真と図解でわかりやすく解説。夏休みの自由研究にも使える実験や観察なども紹介。
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Posted by ブクログ
天気について全ページカラーで豊富な図版や写真を踏まえて気象現象について解説している。後半では実際に手製の簡単な機材や日用品を使っての実際な気象観測の手法や記録の取り方、気象現象についての簡単な再現実験なども取り上げられており、気象を机上の学問としてだけではなく現実の現象として理解させようという配慮が随所に見受けられる。また索引がある点も初心者にはポイントが高いだろう。
この本で取り上げられていることは本当に初歩なので、もっと学びたい人や理論的につっこんで知りたい人には別の本があろうかと思うが、まずはこの本を片手に曇り空を見て楽しむくらいがいいんじゃないだろうか。
私などは天文に興味を持ち始めてから曇りっぱなしなので、いっそ気象に転ぼうかとすら考えてしまうくらいであるw(事実、天文から気象に転ぶ人は結構いるらしく、過去には『天文と気象』という雑誌すらあったくらいだ)