あらすじ
【「っぽさ」は作れる!! 日常の中にある「っぽさ」に目を凝らしてデザインに活かそう】
いま世間でよく使われていたり、よく見かける表現を集め、「ファッション誌っぽく」「お店っぽく」「アパレルブランドっぽく」など、「●●っぽくなる」デザインを、雑誌、ポスター、広告、ショップカード、装丁などいろいろなデザイン作例で解説。日常の中にある「っぽさ」に目を凝らして分析しながら、好みの「っぽくなる」デザインを試してみてください!
――本書「はじめに」より
デザインをファッション誌っぽくしたい。
アパレルブランドっぽくしたい。
ストリートっぽく、アウトドアっぽく、お店っぽく、メンズっぽく、アーティストっぽく...etc
デザインの制作に携わられる方には、これらの「っぽさ」のエッセンスを
どのようにデザインに入れ込むのか悩まれている方も多いかと思います。
本書では、それらの「っぽさ」を演出するための
デザインのポイントを紹介し、作例とともに解説しています。
また、今回「っぽい」の中でも「かっこいい」にフォーカスをあて、
今、紹介したい「かっこよさ」を含むカジュアルなデザインでまとめています。
本書が「~っぽい」エッセンスを引き出すデザイン制作の参考となりましたら幸いです。
〈本書の主な内容〉
■Chapter 1 Color
スモーキーカラーでお洒落に/ビビッドカラーを大胆に/2色デザインで惹きつける/色ベタでインパクトを/モノトーンでクールに/白をポイントに抜け感を出す
■Chapter 2 PHOTO
写真は余白を活かす/あえてラフな切り抜き/切り抜き写真を散らす/色ベタ写真でシンプルに/ケイ線囲いでアレンジ
■Chapter 3 ILLUSTRATION
イラストで埋め尽くす/人物は線画で使ってみる/ランダム配置がポイント/イラスト1点勝負/レタリング文字と合わせて/タイトルに忍ばせる
■Chapter 4 FONTS
ラフな手描きで崩す/紙面ギリギリを狙う/かっこよくはみ出す/文字オンリー/骨太のフォント使い/ケイ線で爽やかに
■Chapter 5 TEXTURE
クラフト素材でお洒落に/チョークアート風がイケてる/アクセントに手描きを/印刷のドットを活用/かすれやにじみが味
■Chapter 6 OBJECT
多角形で攻める/パターンで魅せる/ふきだしがお洒落?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
各チャプターの最後にあるコラムが参考になりました。
「ファッション誌っぽく」「アパレルブランドっぽく」等、それぞれのジャンルごとに分かれていたらもっと参考にしやすいかな〜と思いました。
Posted by ブクログ
告知用バナーなどビジュアルを作成する素人は読むべき本である。本当に「っぽくなる」
ウェブのツールで「Canva」があるが、この本を参考にしながら素材をいじっているとそれっぽいものが量産できる。非常によろしい本である。
デザインの本と言うとその筋の教科書の劣化版みたいなストーリーラインのものもあるが、本書はビジュアルカタログである。プロの手によるポスターの見た目をカテゴリーに分けて解説している。よく見るおしゃれポスターがおしゃれに見える大きな理由について端的に示している。例示が絶妙で大変解りやすい。説明用の素材とその類似作品についての選択が絶妙である。この例示の数からするとボツになったものの数も相当数あると考えられ、かつ1枚を作成するのに流石にプロだとしても1日ぐらいはかかるだろうしと思うと相当の手間だったと推察される。本は筆者の知見を濃縮還元したエキスだと改めて思う。
Posted by ブクログ
シンプルなもの、かっこいいもの、綺麗なもの、色々な切り口から「ぽくなる」デザインを提案してくれる。そのまま真似るのは難易度が高いけれど、とても参考になる。見ているだけでも楽しい。
2020/6/8
Posted by ブクログ
スモーキーカラー
抜け感、落ち着き 写真と背景を同じトーンに
ビビッドカラー
カジュアルで躍動感 背景ベタでインパクト 一部ベタでリズムと動き
2色構成
シンプルさと抜け感 目線誘導
白をポイントに
抜け感、軽やかさ
写真の余白
文字をシンプル かためることで写真を活かす
罫線
情報整理 統一感