あらすじ
人気作家・角田光代さんが雑誌オレンジページにて14年に渡り連載を続けているエッセイ「散歩」シリーズ第4弾。
多忙ななか、京都出張の折りに震えるほどおいしい卵サンドに出会ったり、魚卵好きで朝から明太子のために行列に並んだり。迷路のような渋谷で途方にくれたり、まったく進まない本棚整理を楽しんでいたり。
あっという間に過ぎてしまう日々のできごとを鮮やかに描いた1冊。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
英語の夢や猫の夢、時々見ますw。京都の卵サンド、秋田の万能調味料への熱い思い、風呂嫌いだけど銭湯と温泉は好きな角田光代さん、持ち物は猫まみれだそうです(^-^) ホームセンターに初めて入り、その品数に驚きを。そして、欲しいものは探し出せなかったと。「晴れの日散歩」、2020.3発行。気軽に楽しめるエッセイです。
Posted by ブクログ
穏やかで可愛いエッセイ、笑っちゃうようなところがたくさんあって楽しく読めた!
「本当の本当においしいものは、私にとってときに負担なのだ。あまりのおいしさに、耳の奥がわーんと鳴ったこともあるし、無意識に泣いてしまったこともある。...でも、食べ終えると私は疲れているのである。...幸福感が、ちょっとしたつらさに変わっている。」(p.46)
本当においしいもの(私の場合は『本当に好きなもの』)に触れると幸福感で気持ちが大きく動いて疲れること、私もあるので、私だけじゃないんだ!って安心しました!