【感想・ネタバレ】弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門のレビュー

あらすじ

本書は、元・星野リゾート マーケティング部所属の著者による
ストーリーを通じて、マーケティングの基礎を学ぶ入門書です。
特長は大きく2点です。

特長その1 「これでもか! 」というくらい優しく
マーケティングとは、一部のマーケターに求められる難解な知識ではなく、
本来、子どもでも理解できるとてもシンプルなもの。
できる限り専門用語や難しい理論は省き、
誰でも使える実践的なものに絞って紹介しています。

特長その2 資金に乏しい「弱者」でも実践できるマーケティング
モノが売れない今の時代、
圧倒的な資金力で広告をガンガン出したり、
人海戦術的に営業を回らせたりできる「強者」なんてごくわずか。
本書の舞台である喫茶店「ワーグナー」の新米店長エミは、
家賃すら滞る赤字経営の状態から、マーケティングを実践することで
自分のお店をV字回復に持っていきます。

「弱者が強者に打ち勝つための、武器としてのマーケティング」
これが本書のコンセプト。
SNSの効果的な使い方から
弱点を強みにかえる「クロスSWOT分析」まで
「お金をかけず、売上を伸ばせるモノの売り方」にしぼって
紹介しています。

マーケティング・セールス・企画・商品開発・広告・宣伝にかかわる人はもちろん、
商品・サービスを売るすべての経営者や個人事業主・実業家にオススメできる、
マーケティングの入門書ができました!
事業規模の大きい・小さいにかかわらず、幅広く役立つ1冊となってます。

●著者紹介
上杉惠理子(うえすぎ・えりこ)
マーケティング戦略コンサルタント。
「子どもでも理解できて、誰でも実践できるマーケティング」がモットー。
法政大学社会学部、一橋大学大学院社会学研究科修了後、
環境創造企業 株式会社エステムでの営業企画部勤務を経て、
星野リゾートに入社。星野佳路代表のマーケティング志向に感銘を受け、
日本各地の地域魅力を発信する観光業のミッションと
マーケティングの面白さにのめり込む。
東日本大震災後、業績の回復を目指していた北海道のスノーリゾート
「トマム」のマーケティング部門に勤務し、トマムV字回復の一役を担う。
大の着物好きで、独立後は「和装イメージコンサルタント」としても活躍。
現代だからこその和装の価値を伝えるべく「和創塾 きもので魅せるもうひとりの自分」を開設、マーケティングを武器に、
顧客の支持を得ながら順調に売上を伸ばしている。

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Posted by ブクログ

ストーリー仕立てでマーケティングの基本要素を学ぶことができ、すいすい読むことができる。内容も具体的で非常にわかりやすい。SWOT, 3C, STP分析など、マーケティングの基本を学ぶことができるので、ものを売るビジネスをしている人には役立つ一冊。

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2024年01月29日

Posted by ブクログ

マーケティングの復習のため購読。亡くなった祖父から引き継いだカフェを切り盛りする孫娘。しかし、ライバルも多く、客は減る一方。たまたま訪れた客が、この新店長にマーケティングの知識を授け、リニューアルさせてくストーリー。題材がわかりやすく、高校生でも様々なセオリーが理解できると思う。復習に最適な一冊。

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2023年12月24日

Posted by ブクログ

マーケティングの知識が殆どない私にはとっても良かった!
物語の中でマーケティングとはってことを小難しい専門用語はあまり使わず、専門用語も丁寧に分かりやすく説明してくれるので、マーケティングのことが凄く理解しやすかったです。
マーケティングについて知識があまりないけど知りたい人にとってもおすすめの本です。

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

マーケティング初心者に向けて、最低限のことを、シンプルに、取りかかりやすく説明した本。

これまで、どちらかというと「売れるものを作れば売れる」寄りの考え方をしていたが、どんなものであれ売り込まずに売れるように育てていく方法があるのだと学んだ。
また、メディア→ネット→SNSというプラットフォームの変化に合わせて自分の戦略も明確に変えなければならないことも参考になりました。

「売る」だけではなく、プレゼン等の構成を考えるのにもヒントになるのではないかとも感じていて、電子書籍で購入してしまいましたが、子どもたちにも読んでほしくて書籍版の購入も検討中。

ここに書かれていることは既にきちんとできている、という方にとっては読まなくてもよい基本書ですが、スタートラインがわかりやすい良書だと思います。

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2023年01月03日

Posted by ブクログ

潰れかけた喫茶店を、古くからの常連さんのアドバイスのもと実行し、確立されたお店へと進化を遂げたストーリー。
マーケティングのことが初歩から分かりやすくまとめられています。かなりかみ砕いて書かれており、読みやすかったです。

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2022年10月10日

Posted by ブクログ

最近マーケティングという言葉をよく聞く機会があって、「そもそもマーケティングってなんぞや?」と思って、本屋さんで1番入門っぽくて読破できそうなものを適当にチョイス。

とりあえずざっくりわかればいいや〜くらいの期待度で買ったのですが、4Pの話しのあたりからグイグイ引き込まれて「マーケティングってめちゃくちゃ面白い!!!」とあっという間に読破。

本は薄いですが、マーケティングの分析について具体例もあげて解説してくれていて、本当の初心者としては大満足な知識量。
何よりも、これでもかってくらい、すごくすごくわかりやすい!!

マーケティング1冊目がこれで良かった!!マーケティングについてより勉強してみたくなりました!

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2020年04月09日

Posted by ブクログ

マーケティングによってカフェの経営を立て直すストーリー。
マーケティングについて無知でしたが、分かりやすく説明されていて読みやすかったです。
サービスやモノを売るときに大事な考え方を知ることができました。
経営って大変だけどそれ以上にやりがいがあると感じました。

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2020年02月24日

Posted by ブクログ

わかりやすかった。

3C分析
STP分析
SWOT分析

に絞った解説だったのでほかの本以上の深みを感じたし、
具体例を交えつつだったのでわかりやすかった。

この3つは使いこなせるようになる本。
事例動画も嬉しい。

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2019年09月03日

Posted by ブクログ

喫茶店の再生物語を通じて学べるマーケティング入門
分かりやすく、またマーケティングの手法を感覚的に理解しやすい本でした。

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2019年08月10日

Posted by ブクログ

潰れかけた喫茶店がマーケティングを実践することで業績を回復させていくストーリー。

読みやすい具体的な展開の中で、
3C・4P・STP・SIPS・SWOT分析を分かりやすく説明。

これまで似たような初学者向けの本も読んだが、1番好印象だった。
考え方の順序や、具体的な例など非常に把握しやすい。

マーケティングを勉強する最初の1冊という位置付けならば間違いない内容。

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2019年06月11日

Posted by ブクログ

以前読んだ時は、全然頭に入らなかったのに、色々やってみた今だからこそ、ものすごく分かりやすくて、最初からやっていこうと思った本

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2025年12月17日

Posted by ブクログ

前から読みたかったが、今回は必要に迫られて購入した。
マーケティング戦略を考える上で基本を学べる。これを読んだ上で自社の事業に当てはめながら考えるとかなりスムーズに分析、検討ができる。

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2025年06月04日

Posted by ブクログ

150ページ弱で厚さ1cmくらいと、マーケティングの本に珍しくとても薄く、内容も絵が多いストーリー形式で、入門者でも抵抗なく手に取れる。支援先企業の人にも薦めやすい。(ストーリーはさすがに上手くいきすぎてる感はあるが)
マーケティングの考え方の基本、定番のフレームワークの説明が中心。3C、STP、4P、SIPS、SWOTなど、フレームワークを学んだけど具体的にどう使うかという一連の流れをイメージできる。

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2024年11月17日

匿名

購入済み

マーケティングって難しそうと敬遠していたのですが、物語的に書かれていてすっと入っていけました。
必要なステップもわかりやすく書かれていて、何度も確認しながら読み返したいです。

#タメになる

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

3C分析やSWOT分析などは、聞いたことがある程度の知識だった。これらを実践していくにはより深く考えていかないといけないのだろうと思った。

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2024年01月08日

Posted by ブクログ

一言結論:実践書というよりは、マーケティングとは何ぞやを知りたい人のための本。間口が広がる意義のある内容でした。

感想:世の中一般でマーケティングを体系的に、意識的に行っているという人はそれほど多くはないのではと思います。直接関係しそうな自営業であってもです。ですから、この本の主人公のように「マーケティング?なにそれ?」状態の人がどのように取り組んでいくのかをストーリー仕立てにして、どんな効果を得ていくのか分かりやすく提示したのは素晴らしいアイディアだと思います。いくらフレームワークの説明や断片的な事例を出したところで読者が実際の活用イメージを持てなければ意味がありません。「自分もやってみよう」という意識を持たせる点で、よっぽどいかにも難しそうな専門書より意義があります。
もっと詳しくマーケティングを学ぶならこの本の内容は表面的な知識なのでしょうが、そもそもこの本のターゲットはそういう層ではないようですから、あとは読者が決めれば良いです。

概念をイメージさせる点でお手本のような流れの本でした。他の分野でもこういう本はもっと増えて欲しいと思います。

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2022年09月30日

Posted by ブクログ

 ある程度薄い本でもこれだけマーケティングに対し解説できるものなのですね。

 多くの同類の本がある中ストーリー仕立てで分かりやすくというのは難しいでしょう。

 3C・4P・STP・SIPS・SWOT分析、重要な要素を落としていないだろうという事を気にしながら初心者の導入には最適だと思います。

 ただ、これだけでというのは難しいと思うのでこの次のレベルというものも作ってもらいたいです。

 次レベルの内容の本ってどんなものがありますか?

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2019年07月25日

Posted by ブクログ

フレームワークの実際例を
わかりやすく具体的なストーリーに落とし込み
物語が進んでいくので内容が理解しやすい。

フレームワークをここからどう
自己や顧客に対して展開・派生させるかがポイント

常に読みながら自己のビジネスなら
どう置き換えるか?を考えて読むのが良さそう


フレームワークの理解度も大切だが
結局、その人がどこまで突き詰められるか?
諦めずに忍耐強く実施するかの人間力が
どこの業界でも大切なのかなと感じた。

マーケティングで言葉にすると難しいが
結局、皆がやっているごくごく当たり前の事だったので『あ、これでいいんだな』と
気付かされる所も良い意味であった。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

潰れかけの喫茶店を立て直していくというストーリー仕立てで、マーケティングを学ぶことができる一冊です。SNSを活用したマーケティングや、自社の強み・弱みを分析するSWOT分析など、イラスト付きで分かりやすく勉強になりました。
しかし、本の内容が物語調で進んでいくが故に、読み進めていくのに冗長と感じてしまう方もいるかもしれません。

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2023年07月16日

Posted by ブクログ

今月7冊目
★★★
えらく評価高い本だったけど全然面白くない。
基本の基本のマーケの本
ためにはならないな。コピーライティング勉強した方が良い

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2022年08月22日

Posted by ブクログ

マーケティングの概念を知るにはもってこいの一冊。コーヒーショップ再生の物語。
“あれやこれやと細かい技法を駆使する”よりも、“シンプルな基礎を反復する”方が個人的には性に合ってる。
小手先のテクニックに走りすぎてしまったときに、帰ってくる原点にしようかな。


やってはいけないこと
・なんとなくの値下げ
・思いつきの広告

ターゲティングは、「狭く」「深く」「鋭く」。
ポジショニングは軸が勝負。「A or notA」ではなく「A or B」。


本で繋がるカフェ、本で繋がる空間。
欲しい。。。

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2021年02月02日

Posted by ブクログ

わかっているようでわかっていなかったマーケティングのことを初心者向けにすごくわかりやすく書いている。
祖父の喫茶店を引き継いだ孫娘がマーケティングを学びながら立て直していく……というストーリー仕立てなのですごく読みやすい。
具体例があると別ジャンルであっても入ってきやすいのでよかったな。
まずはここから入ってもう少し詳しい本を何冊か読んでみようと思う。

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2019年09月06日

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