【感想・ネタバレ】どう変わったか?平成の鉄道 記録写真が語る30年の軌跡のレビュー

あらすじ

相次ぐ新型車両の登場の影で消え去っていった名列車も。
写真とともに振り返る、平成の30年間の鉄道史。平成の時代、鉄道界は飛躍的な進歩を遂げた。
鉄道ネットワークは拡大し、駅などの鉄道施設も一新された。
その一方で、平成4年にデビューした300系新幹線電車が
平成24年、後進に譲って引退するなど、
30年間の時の移ろいを象徴するようなシーンも記憶に新しい。
そんな鉄道の変遷を、数多くの記録写真を交えて振り返る。

■著者紹介
松本 典久(まつもと のりひさ)
1955年東京生まれ。出版社勤務を経てフリーランスの鉄道ジャーナリストに。『鉄道ファン』や『旅と鉄道』などへの寄稿、鉄道関連の書籍、ムックの執筆や編著などを行なう。近著に『昭和の終着駅シリーズ』、『君も! 鉄道マイスター 首都圏』(以上、共著・交通新聞社)、『時刻表が刻んだあの瞬間-JR30年の軌跡』(JTBパブリッシング)、『東京の鉄道名所さんぽ100』(成美堂出版)、『Nゲージ鉄道模型レイアウトの教科書』(大泉書店)など。

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Posted by ブクログ

1989年からの平成での30年間での鉄道の変化をまとめたものです。写真も多いので、さらっと読めます。鉄道とはいうものの、車両と路線が中心で、営業的なところはあっさり通り過ぎました(そこの変化が大きいと思うのだけど)。あと、貨物に関する話題も少なくて、目につくところをさらっと纏めた感じになってます。どなたか、その辺りも含めて3倍の厚さで書いてくれないかしら?

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2021年06月08日

Posted by ブクログ

昭和末期の生まれなので、平成は即ち人生そのものなんです。ほんとJRと成長を共にしてきた自負もあるので、まるで兄弟のアルバムを見るかのような気持ちで頁を繰りました。

例えばMaxが生まれた背景と車両の構造を見ても、時代の流れを色濃く残す産業遺産としての役割を鉄道は果たしてるよなと改めて感じるのでした。景気の変動、少子高齢化、コロナウィルスなど社会に何かが起これば鉄道にも必ず変化が起きるもの。鉄道好きは車両や路線の変化にも敏感なので、ダイヤ改正ひとつ取っても一般の人には分からない社会の機微を感じ取ることができます。これって意外に人生を豊かにしている。

鉄道専門誌の「昭和を駆け抜けた蒸気機関車特集」とかやられても、その時代を生きていなかったからこれまでは全然興味を惹かれなかったんですが、この本は食い入るように呼んでしまった。著者にはありがとうと言いたいです。うんうん…こんなこともあったなぁ…なんて声に出したの何年振りだろうか

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2021年03月10日

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