あらすじ
よりよい遺伝子を残そうとWGO(世界遺伝子機構日本事務局)が『運命の番』をマッチングできるようになって十年。中学時代のオメガ差別がきっかけで引きこもりになってしまった大里彰のもとに、「私が君の運命の番です」とゲノム証明書とともにやってきたのは、イケメン・アルファのWGOエージェント、堺宗一郎だった。宗一郎は己の立場を利用し、マッチングが正式に執行される前にやってきたのだという。目的はもちろん、番である彰の社会復帰支援。こうして押しかけ女房と化した宗一郎によって彰は就職活動の手助けを受け、少しずつまっとうな人間になり始める。そんなある日、急な発情に見舞われた彰は本能のままに宗一郎に抱かれてしまった。以来、情熱的な夜を分かち合う二人だったが、不思議なことに、宗一郎は『愛咬』の儀式をしない。それに『運命の番』特有の強烈なフェロモンが感じられないのだ。それからまもなく彰は思いがけない真相を知ることに…。
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純愛です。
「運命の番」だという宗一郎に驚きを隠せない彰。
しかし宗一郎が彰を深く思う気持ちにいつしか彰も宗一郎を想い慕うように。
二人は愛を育んでいきますが宗一郎にはある秘密と嘘が・・・。
一旦は離れてしまいますが本能を超える本気の思いが運命をも動かします。
お互いを思いやる気持ちがに感動しました。
初読みの作家さん
純愛そのもの
追いかけてしまうのではなく
その人のためになることを考えて生きてきた
その心が尊い
その気持ちがあれば頑張れる
凄い