【感想・ネタバレ】「けテぶれ」宿題革命!のレビュー

あらすじ

子どもが自分でどんどん学び出す! 学力がみるみる上がる!
宿題で子ども自身が自分の学びのPDCAを回し、学び方を学んでいく「けテぶれ学習法」!
成果が上がり「学年で取り組み始めた!」という学校も多数!
あなたのクラスも始めてみませんか?

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Posted by ブクログ

2025年14冊目『けテぶれ』宿題革命!

「計画→テスト→分析→練習」というサイクルを回すことで、子どもたちが楽しく、そして主体的に学びに向かえるのだと分かりました。これまでなんとなく知っていた内容ではありましたが、具体的にどのように実践していくのかが丁寧に解説されていて、とても勉強になりました。
また担任をもったら、ぜひ取り入れてみたいと思える実践の一つです。

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2025年06月05日

Posted by ブクログ

ずっと気になっていた本を今更ながら読んでみた。

教師が一律に出す宿題ではなく、PDCAサイクルを回しながら、子どもたちが自分たちで学び進めるスタイルの宿題方式「けテぶれ」。
子どもたちが主の学び手となって、自分に合った方法で学習を進めていくスタイルはとても良いと感じた。自身も新出漢字の宿題の方式には悩まされていた。書くだけで覚えられる子もいれば、違った方法の方が自分に合っていると言う子もいるだろう。けテぶれの方法であれば、自分自身に合った方法で学習を進めることができるので、子供たちもモチベーションを高めて取り組むことができるのではないかと感じた。

ただ本書にもあるように、4月5月の食いつきは良いとは思うが、その意欲を継続してくるのはなかなか難しいものがあると思う。また、中にはどのように学習したら良いのかわからず困る子もたくさんいると思う。お互いの宿題を見せ合う機会を設けたり、学級通信を通じて子ども達の頑張りを認めて、どの子も継続して行えるような支援をしていくことが大切だということがわかった。
また、少しサボることを認めるというのがなかなか面白いなと思った。どの子も毎日100%の力で宿題を継続していく事は難しい。ときには手を抜きたいこともあるとは思う。手を抜いた分、テストでの結果が悪くなってしまえば、その子自身が身をもって学習することの意義を感じることができるだろう。そういった点でも、けテぶれの方式はとても有効的なのではないかと思う。

低学年の児童にこの方法でやっていくのは難しいかもしれないが、中学年高学年を担任した際には、この方法で宿題をやってみたい。

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2024年09月17日

Posted by ブクログ

自己調整学習(自分の卒論テーマでした)を現場レベルにここまで噛み砕いて実践されているとは…。脱帽です。志を感じます。計画の立て方と、間違いの分類、すぐに取り入れます。学びと感情が結びついていることを伝えることは大切なのか。その視点を得られて良かった。学習者が学びやすいようにルーブリックやレベルが示されているのもすごい。ポートフォリオも試したい。ワクワクしてきたな。

学習力の話と、縦に深める学びと横に深める学びの例えが非常に分かりやすかった。

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2023年12月11日

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この本を読んで、子ども達に必要なのは学力ではなく、学習力であるということを感じました。実践など具体的な方法が載ってあったので読んでいて勉強になりました。

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2023年08月10日

Posted by ブクログ

子どもたちが自立した学習者に変わる!と表紙にあるように、けテぶれは、子どもが自分で自分に合った学習を行うための効果的な方法だと感じた。

計画→テスト→分析→練習の順で進めるが、計画(めあて)と分析の部分において、自分はこの学習で何を学ぶのか、テストを通して自分の課題はどこなのかを言葉にして書くことに大きな意味があるのだと感じた。流れとしてはめあてや振り返りを書く自主勉強に近い気がする。

以前、異学年で行った自主勉交流会でも、真似ぶ様子が見られたので、けテぶれ交流会も楽しそう。

計算ドリルノートを使った宿題が当たり前だという認識を持っていたことに、ハッとさせられた。
少しずつできるところから取り入れていきたい。

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2021年08月25日

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実践中。
子ども自身が学ぶ内容や方法を決める、いわゆるPDCAサイクルを回せるようになる、それだけでなく自分に必要な要素を考えるようになる。
継続する。

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2021年02月22日

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PDCAサイクルをわかりやすく!

「自己学習力」というワードが気に入った。
努力の過程を褒めるのにうまく使えそう。
ゴールを示してそこまでもがきなさい!っていう方針は今の時代にすごく合っていると思う。

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2020年05月24日

Posted by ブクログ

昨年度5年生で実践してみて、休校の今再読しました。やはり、理想通りうまくいくことばかりではなく、クラスの3分の1はうまく乗せられなかったようにも感じていました。頑張って取り組んでいる子もうまく活用できているのか、分析・実践まで結びついているのか、と考えるとまだまだな部分が多くあります。

幸い持ち上がりということで、昨年度の反省をいかし、さらに子どもたちの自己学習力をあげられたらな、と。

学年・クラスによって実践方法や取り入れ方は様々になると思いますが、考え方の一つして読んでおくのはダメになると思います。

これを理想で終わらせず、どう自分のクラスの子供たちに落とし込んでいくか。
宿題をすべて「けテぶれ」にしなくとも、漢字テストなどから取り入れることができると思います。なぜ努力するのか、自分に合った勉強法を考えさせ、子どもたちがいきいきと楽しく学べたら素敵だと感じました。

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2020年04月13日

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友人の葛原先生が書いた一冊。

ブログではわからなかった細かなところまで丁寧に書いてあったので、これで「けテぶれ」に取り組みやすくなる人が増えていくのではないでしょうか。

低学年も取り組み方次第だなぁって思いました。ちょっと夏休み明け挑戦してみます。

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2019年07月20日

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同僚が傾倒している葛原先生の著書の中でも、一番わかりやすいものだと勧められて、お借りして読んだ本です。「子どもが自立した学習者に変わる!」との副題にもあるように、自立した学習者を育成するための一種の指南書でした。「け:計画」「テ:テスト」「ぶ:分析」「れ:練習」のサイクルで宿題に取り組むことで、自分から意欲的に学習する児童に育つということです。認知能力を高めるためには、非認知能力の育成も欠かせないと言われていますが、まさに非認知能力を伸ばす環境を整えるヒントの詰まった本でした。宿題は教師と児童の往還で終わることが多いですが、葛原先生の実践されていた「宿題交流会」は、友達がどんな風に宿題に取り組んでいるかを知れるとても良い機会になっていると思いました。他にも、テストの時期を早めに伝えて目標を立てやすくしたり、「けテブレ通信」で児童の優れた取組の紹介をしたりするなどの独自の取組がたくさんありました。児童が時に失敗しながらも自分で計画して学習に取り組む過程で、「やらされる」学習から「やりたくなる」学習への仕掛けが、筆者の実践と共に紹介されています。

序章 「学び方を学ぶ」なぜ自己学習力か。なぜ宿題革命なのか。
第1章 「けテぶれ」って何?
第2章 これが「けテぶれ」だ!
第3章 やってみよう! けてぶれ
第4章 けテぶれで子どもはこんなに変わる!

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2025年08月19日

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大人の世界で言うPDCAサイクルを子どもたちにも実行してもらおうという実践例。大人でも実際にPDCAサイクルを息をするように回せているような人たちは多くはなく、どんな子どもたちでもというわけにはいかないと自分は感じる。
ただ、受験というものを経験したことを思い出してみると自ら学びを調整する力というか手段を考える力というのがなかった故に自分の志望した進路に進むことができなかったのだろうなと思う。
誰しも簡単に回すことができないものであるからこそそれができる力を子どもたちにつけてあげることができれば、子どもたちは将来大きく伸びていくように思える。漢字学習の小サイクルだけでも回していきたい。
また、この実践を実行するにあたって、先生自身がどこまで子どもにこの力の重要性を語ることができるかが運命を左右すると思う。それらを言語化してる葛原先生の試行錯誤に感服。

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2023年08月18日

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大人でも回し続けることが困難なPDCAサイクルを子供の宿題に当てはめた実践。当然、簡単には定着しないと思う。
学習の方向性を間違っている子供に、いかにして気づかせてあげられるかがポイントのように思う。
私のクラスでは、こちらでら決めた宿題のほかに自主学習ノートで学習させているが、この自主学習の部分で取り入れたい内容だと思った。特に自主学習してきたことを、班で交流することは良いと感じた。

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2024年06月17日

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「けテぶれ」とは、兵庫県の小学校教員である葛原氏が、考案した宿題を通して自己学習能力を身につける方法 け・・計画 テ・・テスト ぶ・・分析 れ・・練習をサイクルにして、宿題をしていく。中高生が、定期テスト対策にしていた勉強法に似ていると思う。

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2021年04月25日

Posted by ブクログ

Twitterで話題になっていた「けテぶれ」。

自学もやっつけで量をこなして「はい、終わり。」な子ども。
家庭学習のさせ方がわからず困っていたので読みました。

要はPDCAサイクルを子どもの学習でどう身につけるか、ということだと思います。
ベテランの先生からしたら当たり前のことを言っているのだろうけど、その当たり前がなかなかできない若手教員に向けて、の本かな、と思います。

エッセンスは大まかに理解できたので、自分なりにアレンジして子どもたちに挑戦させてみようかな、と思いました。

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2020年07月09日

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