あらすじ
テレビでもネットでも話題の絶えない松岡修造語録。
本書は、収録数は83、1つ1つに詳しい解説付きで、圧倒的な情報量を誇ります!
「今日からおまえは富士山だ!」
「三日坊主OK!」
「よーし、絶対に勝つ。勝ったらケーキだ!」
一見すると、「んんっ…!??」となる松岡修造が発してきた言葉。
1つ1つには、もちろん深い意味があります。
その言葉の真意を、本書で明かします!
ポジティブで熱い男のようなイメージがある松岡修造。
しかし本当は、人と比べるとかなり消極的で弱い人間です。
だからこそ、苦しいとき、辛いときは自分を鼓舞しようと、
言葉を生み出してきました。
本書に収録したのは、そんな珠玉の言葉たちです。
これらの言葉は、自分はもちろん、友達や家族、さらには仕事上で出会う人たちをも
奮い立たせたという声が、全国から殺到しています。
「元気になった」
「落ち込んでいたのが、嘘のように消えた」
「悩んでいるのがバカバカしくなって、明るい気持ちになった」
などなど。
本書は他にも、こんな言葉が収録されています。
「緊張してきた。よっしゃあー!」
「崖っぷちありがとう! 最高だ!」
「自分を好きになれ!」
「真剣に考えても、深刻になるな!」
「大丈夫、なぜならきみは太陽だから」
「悩みん坊、万歳!」
「性格は変えられない。でも心は変えられる」
「反省はしろ! 後悔はするな!」
「おまえの終わり方は、なんとなくフィニッシュだ!」
「二重人格は素敵だ!」
「上を見ろ! 上には空と星だけだ!」
「温泉はなあ、人のことは癒しても、温泉自信を癒したことはないぞ」
「イワナを見てみろよ。イワナはな、余計な味付けはいらないんだよ」
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ネガティブな私からすると、とてもためになる本でした!
元からポジティブだと思っていた修造さんが実はネガティブ、ってことを知り、修造さん流のネガティブを打止める方法も知れて、購入してよかったととても思ってます!
文字を読むのが苦手な人でも、読むのは実質左一ページなので、読みやすいと思います!
Posted by ブクログ
チェック項目12箇所。言葉はその捉え方、考え方で自分の背中を押してくれたり、諦めそうな気持ちを叱ってくれたり、使い方でがんばった人への最高の褒め言葉にもなります。「緊張してきた。よっしゃあー!」、緊張するのは、自分自身が本気になっている証拠です、人前で緊張するのは、人間の自然な反応です、特異な反応ではありません、これっぽっちも恥ずかしくないですよ。「やったー! 俺の脳、いまブルブル震えて喜ぼうとしているよ!」、仕事でも勉強でも、自分の能力の限界を感じる時間、限界の難易度を設定して取り組んでみてください、それをやり遂げたときに脳は最高に喜んで、強烈な記憶として残り、学習効果も上がるはずです。「ベストを尽くすだけでは勝てない。僕は勝ちにいく」、人は最高の言葉を使いながら、実は逃げていることがあります、それはいいことではありません、だからこそ、『ベストを尽くす』という言葉を使うときには、自分の心にしっかり聞いてください。「OK! ナイストライ!」、トライすることに悪い要素はなにひとつありません、だから、成功しても失敗しても『OK! ナイストライ!』です、目標に向かってトライしている段階で、既にナイストライなのです、バッドトライはありません。「崖っぷちありがとう! 最高だ!」、崖っぷちは、本気になるチャンスです、追いつめられているわけすから、これほど無我の境地で最高のものを出せるときはないでしょう。「プレッシャーを感じられることは幸せなことだ」、僕は、プレッシャーを感じられるのは幸せなことだと思っています、それは、プレッシャーはまわりが期待している証だからです、期待できない人に「あなたならできる」と期待するわけがありませんね。「いま ここ 修造」、読書をしたり、講演を聴いているときも、常に意識するのは「自分ならどうするか」です。「迷ったら負ける! 自分を信じろ、決断しろ!」、人は迷うものです、人生は迷いの連続です、迷ったときは、自分自身に問いかけてみましょう、答えは必ず見つかるので、じっくり自問自答してください。「自分を好きになれ!」、まず今の自分を好きになることがすべてのベースです、自分を好きになれないと、他人も好きになれません、前向きになることもできません。「失敗したらガッツポーズ」、失敗のない人生はありません、人は何度も失敗します、でも、それは成長するチャンスです、失敗してうれしいと思う人はいませんが、落ち込んだら次に向かうチャンスを失います。「大丈夫。大丈夫って文字には、全部に人って文字が入っているんだよ」。
Posted by ブクログ
以前は状況を把握しない、勢いだけの励ましは鼻で笑ってたもんだが・・・不思議なものです。
人間を本当に根っこから支えるものは論理だとか技術・技能だとかではなく、気持ち・心であると実感し
それらがヘコたれたときの特効薬は、本書にあるような熱く勢いのある言葉だということに気づきました。
今まで人間のブートプログラムを疎かにしすぎていた感じがします。
Posted by ブクログ
テレビでみる松岡修造はふざけていたり、陽気に見えますが、実はそうではない。もともと弱い自分を鼓舞するために行ってきた内容が、何故か面白おかしい写真でつづられている。。。
が、内容はポジティブになれる言葉の数々でした。心の持ちようで世界は変わるし、自分も変われる。それが自分の力を発揮することになるし、引いては周りにもいい影響を与える。
さくっと読めて、スッと入ってきて、少し笑ってしまいそうな文章と写真。落ち込んだときとかに読むと良さそうですね。
Posted by ブクログ
松岡修造はすげえテニスプレイヤーだったらしいけど、アタシの知ってる修造は、スポーツ選手に暑苦しい声援を送ったり、弱虫のコドモにうぜえ説教してる人。
まあ見てておもしろいんだけど、スポーツキャスターってよりは、「ムダに熱いキャラで売ってるお笑いの人」くらいの位置付け。
どうせこの本も、クソうぜえ説教ばっかり書いてるんだろうなあと思って読みはじめたんだけど、20ページの言葉……。
「緊張してきた。よっしゃあーー!」
緊張してるのは自分自身が本気になってる証拠なんだから、不安になることも恥ずかしがることもない。喜んじゃおうよ。緊張しなくなったら成長のモチベーションもないよ。とか書いてる。
アタシ、習い事の発表会で足がガクガク震えることがすげえ悩みだったけど、コレ、発表会の前に読みたかった。そうすれば、もっとラクに発表できたかもしれない。
他にも、
「何よりも大切なのは、あなた自身がどうしたいかだ」
の項目では、習い事の検定試験、受かるかどうかわかんないけど、やっぱり受けてみたいよな~、今度のレッスンで受けてみたいって言ってみよう、って思ったり、修造のテニスを習い事に置き換えて読むと、けっこう使える思考法が書いてあったりするんだわ。
アタシも修造みたいに熱くなろう!
今日からアタシも、修造だ!
この本、たぶん修造は、マイナス思考の人に向けて「もっとポジティブになろうぜ」って思いで書いたんだと推測するの。実際、先のことを考えて落ち込むアタシには、かなり響くの。
今打ち込んでるものがある人、これから何か新しいことを初めたい人、あるいはすげえつらいことがあったけどなんとかこの状況を乗り切ろうとしてる人……ある程度前向きな気力のある時に読むと、きっと修造に勇気を分けてもらえる。
でも、生きるのがつらいくらい落ち込んで、後ろ向きにしか歩けない気持ちの時にこれを読むのはまぶしすぎる。精神衛生上よろしくないんじゃないかしらん?って思ったり。
要は、今はすっかりギャグの人っぽくなってしまった修造だけどもやっぱりテニスプレイヤー、メンタルのコントロールが上手だし、いちいち納得できるよな~って、修造を見直した、って話。
ちなみにわかりやすい言葉で書かれてるから、ふだん本をあまり読まない人でもすんなり読めるし、オススメです。
Posted by ブクログ
行き詰った時には、松岡さん。
暑苦しいって言われるけど、
身動きできなくなって凍った自分を溶かしてくれる
熱さだと、私は思う。
気に入っている。
Posted by ブクログ
この本は、読む日の気分によって好きなページが変わる。その中でも、普遍的に共感できるフレーズは「反省はしろ!後悔はするな!」という言葉。反省した場合は「次こうするぞ」という前向きな姿勢がみられるが、後悔はつい誰かに話したくなり、慰めの言葉で安心するだけだからだそう。私は後悔は時間の無駄だと思うのでしないと決めているが、あまりの失敗に後悔してしまいそうなときは、修造を思い出して反省に換えたい。
次点はこちら。
「答えは自分の中に全部ある」他人に相談されたらこの言葉をよく使う。体のよい逃げ口上でもあるが、真理だと思う。
「不平・不満はポイズンだ!」毒でなくポイズンという言葉のチョイスが良い。松岡さんの心から出た言葉と感じられる。
Posted by ブクログ
かの松岡修造は本当はネガティブな人間であった。 その自分への鼓舞の仕方や、いろいろな本や出来事から知ったノウハウを展開した著書。
実は、本日ディズニーランドでの待ち時間に、さらりと読み込んでしまったので感情(や感傷)が入らなかったのですが、一枚一枚のメッセージにこれまでの出来事を振り返り・あてはめたりしながら読んだら、実は相当重たくなったりしうる本。
いろいろ、その時々で読み返して効果的だとは思いますが、二つ引用すると
「温泉はなぁ、人のことは癒しても、温泉自身を癒したことはないぞ」
・・・これは補足なし。 見事。
「不平・不満はポイズンだ」
→ 不平・不満は「こういう悪い人もいる」と話すことで自分に安心感を与えているのではないでしょうか。 (中略) 自分が言っていることは相手も言っていると思ってください。 (中略)すっきりしたと思うかもしれませんが、錯覚です。 状況は悪くなっていると言ったほうがいいでしょう。何も変わらず、心だけが汚くなっているだけ。
・・・うーん、口の悪い私には、大反省です。
口の悪い関係者に辟易している自分もいるのですから。。