【感想・ネタバレ】96%の人がやっていない 稼ぐ人の常識破りの仕事術のレビュー

あらすじ

成功率93.8%超えのカリスマコンサルタントが、「顧客志向」「人脈を広げろ」「時代のいく先を読め」など常識と呼ばれるものに異を唱え、一瞬で成果をあげられる仕事術を惜しみなく披露する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目14箇所。ビジネスにおいて成果をあげる人はごく少数です、ということは、ビジネスで成果をあげるという点において、「常識」は間違っている、それが私の考えです、ビジネスにおいて、成果をあげることは必須条件です、成果をあげられないヤツに、夢や想いを語る資格なんてない、それがビジネスの世界です。多分、本書を読まれたらイラっとすることが多数あるはずです、信じていた「常識」を否定されるのですから、しかし、イラっとしているということは、それだけ「常識」にとらわれているサインです。普段から携帯電話をオフにすればいいのです、電源オフにどうしても抵抗があればサイレントモードです、マナーモードでありません、そして、あらかじめ電話をする時間を決めておき、その時間にまとめて折り返しで電話をします。毎週最低ひとつは、長期的視野に立って重要なことを完了させるというルールを作ります、それを「重点行動」として、毎週末に翌週のスケジュールにあらかじめ、行動の時間をブロックするのです、他の仕事が入りそうになった場合も、「あ、その時間は約束があるので」と断るようにします。本来ルーティンとは、無意識に淡々とこなす仕事のことです、ということはつまり、もし成果に直結するような仕事をルーティン化することができれば、淡々と成果をあげられるということです。「走りながら考えろ」とよく言われます、でも、この言葉はイヤミだということに、そろそろ気付きましょう、ここでの「考える」は「悩み」ことと同義、「走れば悩むことなんてできないから走れ」という意味です、しかし、走りながら「考える」ことは不可能です、アイデアが出てくるのはむしろ、ほっと一息した瞬間、シャワーを浴びているときなど、気が張っていないときだと思います。書かないと忘れる程度の夢ということは、そもそも本当に達成したいものではないということ、だからこそ、いくら明確な目標を立てても、夢に日付を入れても、ミニゴールに分解しても、途中で挫折してしまうのです。もしあなたが本当によい商品、よいサービス、よい技術を提供しているなら……、それを伝える努力をする必要があります。水泳の本をいくら読んでも、泳ぎがうまくなることはありません、実際に水に飛び込んでみてあがくことで、泳ぎというものを理解できます、それが勉強を成果につなげる人とそうでない人の差なのです。そもそも人は、意志が弱い生き物なのです、つまり、夢を叶えるために、意志の力を使おうなんていうのは、我々にはできないのであり、諦めるべきです、意志が弱かったとしても、その夢の達成のために必要な行動をとらざるを得ないように仕向ければよいのです、そこで私がお薦めする方法は、宣言をすることです。「失敗」という言葉をやめさえすれば、行動し続けられるということです、自分に合った言葉なら何でも構わないのですが、私が推奨する言葉は「お試し」です。私が本書で語っていることは、人生の一側面である「ビジネス」「お金儲け」についてのみです、そんなたかだか「ビジネス」「お金儲け」でも、いかに「常識」にとらわれているかに気付けたかと思います、ということは、人生というもっと大きな視点で見たら、もっともっと多くの「常識」に縛られているはず。

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2013年09月07日

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