あらすじ
アジャイル開発のスキルを客観的な尺度で分析・判定するのが、アジャイル技術者検定試験(正式名称:アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験)です。
2014年に設立されたアジャイルソフトウェア開発技術者検定試験コンソーシアム(理事長:株式会社テクノロジックアート 代表取締役 長瀬 嘉秀)は、アジャイル開発に対する正しい理解を広め、アジャイルソフトウェア開発技術者を育成することを目的として、アジャイル技術者検定試験を2015年秋より会員向けにスタートさせました。そして、2017年2月より会員/非会員関係なく受験できるようになりました。
試験のシステムとして、CBT(Computer Based Testing)を採用しているので、多忙なビジネスパーソンにとって「いつでも、どこでも」受験が可能です。出題形式は四肢択一で、合格基準は正答率80%以上です。
※アジャイル検定公式サイト
http://agilecert.org/
本書は、その公式テキストであり、本書を中心に履修することにより、検定試験合格に値する実力が身に付きます。
分野ごとの詳しい解説と用語の説明、さらに理解度を確認できる章末問題を掲載しました。本書で学習を進めることにより合格への最短距離を歩めます。
「どこから勉強を始めたらいいの?」
「アジャイル開発の実務経験って、あまりないから不安。。。」
そんな人にピッタリの一冊です。
試験概要
受験料:10,000円(税別)
試験時間:60分
出題形式:多肢選択式60問
合格基準:80%以上の正解で合格
実施方法: 試験はCBTによって実施します。受験者は会場に用意されたコンピュータから出題される問題に解答し、試験結果をその場で確認することができます。後日、合格者へはアジャイルソフトウェア開発技術者検定試験委員会から合格の証明書が発行されます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験 Lv.1 の公式テキストです。
実際に試験を受けてほぼ満点で合格しましたが、こちらの本の内容を大体覚えていれば合格ラインは超えられると思います。
私は試験に合格するために読みましたが、試験を受けるかどうかにかかわらず、アジャイル初心者が基本を学ぶのにちょうどいい本です。
アジャイル開発の概要から基礎知識、プロジェクト管理、チーム運営などに加え、エクストリームプログラミング (XP) のプラクティスにも触れていて、アジャイル全般を広く浅く学ぶことができます。
ページ数も少な目 (100P 少々) なので、一日あれば読み終えることができます。
これからアジャイルを学ぼうとする方や、試験を受けようとしている方にお勧めできます。