【感想・ネタバレ】射抜かれたオメガ~犬神の花嫁~のレビュー

あらすじ

民俗学専攻の大学生・明良は山奥にある大賀美村へやってきていた。そこは狼男伝説の残る村。昔は狼の牙で作った矢で嫁選びをしていたという大賀美神社の祭り、「福矢」の儀式を卒論のテーマに選んだ明良は、昨年訪れた祭りで一目惚れをした美貌の禰宜・玲から村の伝承について話を聞く約束をしていたのだ。だが逗留二日目、一人で森を散策していた明良はうっかり立入禁止の「奥の院」と呼ばれる洞窟の中に迷い込み、花嫁候補だけが触ることを許されている鏃を手にしてしまう。するとなぜか鏃は眩い光を放ち…。“鏃を光らせた者が犬神の花嫁になる”という伝承を思い出し慌てた明良は降りしきる雨の中、完全に森で迷子となってしまった。実は明良はオメガ因子を抱える身。数時間ごとに予防薬を飲まないと、オメガ症候群を発症してしまう恐れがあった。そして救出に駆けつけてくれた玲の姿を目にしたとたん、明良の身体に異変が…。

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通常のオメガバースもののようにオメガの主人公の生い立ちが不幸だったりすることはなく、普通の学生が研究発表のための資料調べに、村に行くというもの。どちらかと言えば、サスペンスや推理小説風。攻めの感情はなかなか読めずだけれども、悪役も最終良い人で、よかった。エロシーンは、いつも流すようによむので、どうかわかりませんが、それなりの量はあったような?
ストーリーとして、面白く読めて、BL要素もちゃんとある感じで、純愛?ピュアな、感じでよかったです。

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2022年06月29日

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