【感想・ネタバレ】インドネシアの人々が証言する日本軍政の真実-大東亜戦争は侵略戦争ではなかったのレビュー

あらすじ

インドネシアが、オランダ植民地支配下の暗黒時代から独立を勝ち取った陰には、日本の大きな貢献があった。
戦時中、日本軍と深く関わったインドネシアの人々の証言から見えてくる、日本軍政の真実。

☆スカルノ大統領は心から日本人を尊敬なさっていた 第5部:デヴィ夫人の証言より

【証言者】年齢は発刊当時
◆ユスフ・ロノディプロ氏
1919年生まれ。戦争中は日本の軍政監部宣伝部やラジオ放送局に勤務。日本の敗戦直後にインドネシアの独立宣言文を密かにラジオ放送したために日本軍憲兵に殺されかかる。独立後は各国インドネシア大使を歴任。86歳。

◆ハッサン・ラハヤ氏
1922年生まれ。戦争中は日本の軍政監部人事課に勤務。南方特別留学生として来日中に原爆に被爆。帰国後は日イの貿易に従事し国会議員、最高諮問会議議員を歴任。日イ親善に尽くす。2005年旭日中綬章を受ける。83歳。

◆プロボ・スウォンド氏
1927年生まれ。高校生の時に大東亜戦争が始まる。16歳の若さで日本軍が設立した郷土防衛義勇軍に参加し小団長となる。インドネシア独立戦争中はゲリラ隊として活躍。インドネシア国軍中将。国連大使。78歳。

◆スリオ・ウィリオハディプトロ氏
1917年生まれ。オランダ系電気会社勤務中に大東亜戦争が始まる。郷土防衛義勇軍に参加し小団長となる。独立戦争中は軍司令部で戦闘を指示。インドネシア国軍大将。89歳。

◆デヴィ・スカルノ氏(デヴィ夫人)
1959年スカルノ・インドネシア共和国初代大統領と結婚。大統領の政治理念を補佐し日イの相互扶助に貢献。日本でもテレビ出演、講演会等で活躍、日本の誇りを復興させようと尽力している。

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Posted by ブクログ

日本がインドネシアを占領してたときは結構良かったよ、という本。そもそも日本が占領したのはインドネシアという国ではなく、オランダのアジア領の一つを奪い取ったわけで、気良く過ごしてたインドネシアに突如占領しに行った訳ではないわけです。一応は大東亜共栄圏的な思想もあって、「君らもちゃんと勉強して、いつか独立できるように」なんていう施策とかもあったと。

で、後半はインドネシア独立戦争で、日本が敗戦したと決まるや否やオランダ人は戻ってきたわけですが、現地の日本軍の兵士数千人が、(自分たちが軍事教練したインドネシア人たちの!)抵抗戦線に加わり、スカルノが独立を宣言するに至った。んで、後に銀座のベッピンさんを嫁に迎えて、それがデヴィ夫人と。そりゃ気ぃ強いというか、芯の強いキャラになります。

この本に書いてある話が事の全てであったかどうか議論したい人はいると思いますが、まあとにかく「いい話」です。

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2010年04月20日

Posted by ブクログ

会社の先輩に借りた本。先に読んだ本と同時代のことが書かれているが、若干ニュアンスは違うようにも感じられる。参考にはなったと思う。

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2023年07月09日

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