【感想・ネタバレ】捜査一課殺人班イルマ エクスプロードのレビュー

あらすじ

大学の研究室で教授一名が死亡する爆破事件が発生した直後、同じ管内にある超高層ビルで人質を取った立て籠もりが発生。警視庁捜査一課の入間祐希は激しい攻防の末、犯人を確保するが、四名が惨殺されていた。その後、科学系出版社で第二の爆発が。爆発物には“ex”と書き残されていた。イルマは“ex”の猛追を開始するが……。それは壮絶な復讐戦の幕開けだった。

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Posted by ブクログ

大学の研究室での爆発、電気通信事業会社のビルでの立て籠り事件が同時に起こる。小説の世界でこれらが関係ないわけがない。爆発物を自在に操る犯人の未曽有うの事件の開幕だった。立て籠りの現場に駆け付けたイルマがじっとしているわけがなく、単独で渦中に飛び込んでいく。
バイクを乗り回す捜査一課殺人班の女性刑事イルマのなんとかっこいいことよ。それでいて女性らしい感情も持ち合わせていて、文章はイルマの内面を丁寧に描き出す。周りの人間との関わりも細やかに描いていて、ぐいぐいと引き込まれる。
それにしてもイルマには命がいくらあっても足りないぐらいだ。決して無傷ではなく、負傷してしまうところも人間らしくていい。

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2020年09月05日

Posted by ブクログ

満身創痍のイルマ、焦臭い爆発物の炸裂する臭い。感じ取った違和感にイルマが反射的に賭ける。その先にあったものは…

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2020年05月13日

Posted by ブクログ

結城充考『捜査一課殺人班イルマ エクスプロード』祥伝社文庫。

アマゾネス系の女性刑事イルマを主人公にした警察小説。4ヶ月連続刊行の新シリーズ第3弾。

常温核融合を研究する大学教授が何者かに送られた小包爆弾により爆死する。その直後に超高層ビルで立て籠り事件が発生し、4人が惨殺される。女性刑事イルマと爆弾テロリスト『ex』の闘いの行方は……

今一つのめり込めないストーリー。少しマンネリ気味だろうか。

本体価格720円
★★★

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2019年05月20日

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