あらすじ
【大嫌いな先輩に、どうしようもなく惹かれるΩ。】想いを上手く伝えられない攻め×自分に自信が持てない受け。学生時代、頻繁に絡んできていた二つ年上のあの人。言動の意図が掴めなくていつもモヤモヤさせられる存在。――“Ωだからαに惹かれる、それが必然?”眼鏡、そばかす、恋愛には疎い、Ω…それが霜月 柊(しもつき しゅう)。学生時代にちょっとしたことから年上のα・皐月 菖蒲(さつき あやめ)に頻繁に構われるようになる。自分勝手にちょっかいをかける菖蒲に、柊は悶々としたストレスを抱えていた。待ちに待った卒業でようやく自由になれると喜んだのもつかの間、2人は就職先で再会する。 大嫌いだと思ってた、だけどずっと忘れられなかった。フェロモンのせいなのか、それとも別の何かなのか――。 ※本作品はアンソロジー『オメガバース プロジェクト-シーズン5-』シリーズにて、連載された作品をコミックス化したものです。重複購入にお気をつけ下さい。
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オメガバース=エロシーンばかりというイメージだったのですが、この作品はあまりそちらに重きを置かず、ストーリー重視で内容もしっかりしていてとても惹き込まれました。
菖蒲の不器用な優しさや柊の蓋をしていた一途な想いが読み進める度に少しずつ出てくるのがまた良かったです。
下巻でストーリーがかなり進むので是非上・下合わせてご購入することをおすすめします。
先輩、大好きじゃん!?
こんなに分かりやすいのに、伝わらないって事あるんですねぇ。オメガバは苦手で避けてたけど、評価が高いし、レビューで苦手な人でも大丈夫!って書いてあったから読んでみました。フェロモンは出ちゃうし、運命的な話もあるけど、そんなにオメガバを主張してないので苦手感はないかな?続きが気になるので、ソッコーで下巻を読みます!
何度も読み返してしまいます。
初めての著者さんですが、とても好きになりました。柊君の性格がいい。一見地味で大人しそう…というか、雰囲気的に逆らわなさそうなのに、本質は中々気が強かったり、でも正直者で素直でひねくれててネガティブそうで、中々?かなりのポジティブ・・・なんというか、個性的。なのかな?とにかく、魅力的でしたし…菖蒲君も負けじと可愛くて魅力的。セリフをかぶせて出てくるところが独特…というか、「ん?」と立ち止まってしまう…読み返すと、そのセリフが見えてきたりする(これは…人により感じ方が違うのかも…)ところも面白かったです。ハッピーエンドなのに、うなじを噛まずに…ていうのも、αΩの恋愛ものではあまりない…。そういうものに左右されない恋愛?でも…そこは、どうなんだろう?て気持ちもありました。関係のない普通の恋愛でも、噛みたい・噛まれたい衝動があるんなら、いいんじゃないの?我慢する…てことですよね?と…抑制剤を使わずに済むのであれば、その方がΩにとっては過ごしやすいのでは?とも感じましたが…まぁ…こういうのがあってもいいんじゃないかな?考え方は人それぞれだし…柊君のご両親も、フェロモンに関係なく良い関係だし、αΩのない世界のお話的なハッピーエンドですね。ここに出てくるΩの人たちが、自由で強く生きている様を見せていただいたような、定番ではない所が面白かったです。絵柄も綺麗で好みでした。
人の気持ちは
複雑…
柊自身もよくわかってないのか認めたく無いのか
中高とのウザ絡みのせいで嫌いな筈なのに…
運命の番で自分を納得させたいのか
菖蒲はΩとか関係なく柊の事気に入っていた?
でも表現が……
オメガバースで運命の番に否定的で
恋愛頑張ってる感じがおもしろいかな。
柊の表情が色っぽい