あらすじ
優れた婚約者の隣にいるのは平凡な自分――。私は社交界で、一族の英雄と称される婚約者の「お荷物」として扱われてきた。婚約者に庇ってもらったことは一度もない。それどころか、彼は周囲から同情されることに酔いしれ従順であることを求める日々。そんな時、あるパーティーに参加して起こった事件は……。私にできるかしら。踏み出すこと、自由になることが。もう隠れることなく、私らしく、好きなように。閉じ込めてきた自分を解放する時は今……!
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テイト伯爵家の令嬢ヘルミーナ
テイト伯爵家の令嬢ヘルミーナはアルムス子爵家の長男エーリッヒの婚約者でしたが、社交界で彼女はお荷物婚約者との評判でした。エーリッヒも彼女を庇うどころか、お荷物だと思っているフシがありました。そこにエーリッヒが彼女との婚約を破棄して自分の娘と婚約するように迫っている侯爵夫人からパーティーへの招待状が届きました。このパーティーで何か動きがあるようです。それにしてもエーリッヒは何故ここまで彼女に対して傲慢な態度なのでしょうか?