【感想・ネタバレ】「技あり!」の京阪電車 創意工夫のチャレンジ鉄道のレビュー

あらすじ

京阪といえば「技術の京阪」「名匠」と呼ばれ、高い技術力を誇る鉄道会社。
テレビカーや座席が昇降する5扉車、空気ばね台車など、
日本初となる画期的な取り組みも数多い。
開業から100年余。そうして常に、きらりと輝く存在感を発揮し続けてきた。
そんな京阪電車の魅力を、数奇な歴史を交えつつ、
歴代の名車両や特徴的な駅・施設などを徹底紹介。

■著者紹介
伊原 薫(いはら かおる)
1977年大阪府生まれ。京都大学大学院都市交通政策技術者。
『鉄道ダイヤ情報』『旅の手帖』『鉄道ファン』などの鉄道・旅行雑誌や、「Yahoo!ニュース個人」「乗りものニュース」などで執筆。
著者に『大阪メトロ誕生』(かや書房)のほか、『大阪鉄道大百科』(KADOKAWA)等を監修・メインライターとして手がけた。
また、グッズ制作やイベント企画、テレビ番組出演、映像コンテンツの監修、地域公共交通のアドバイスなども幅広く行う。

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Posted by ブクログ

普段何気なく使っている京阪電車の苦労と挑戦、そしてそこから生まれた素晴らしい技術に裏打ちされた名車の数々が紹介される。ただの通勤、移動の手段としての京阪のイメージが変わり、京阪を好きになれる一冊。久々に、再読したい新書に出会えたと思っている。
個人的に印象に残っていることは、近々5ドア車両が廃止となるというのをこの本で知り、ショックを受けたということである。

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2019年01月01日

Posted by ブクログ

京阪は学生時代に毎日乗っていたが、日本初の者がこんなにあるとは知らなかった。例えば、回生ブレーキ、自動信号機、空気ばね台車。京阪をもっと知りたくなる話がたくさん盛り込まれていて面白かった。よく比較される阪急に比べると、日陰な印象が否めない。ただ、最近は東京で鉄道広告も出しているのを見かけ、プロモーションに力を入れているのかもしれない。模型の世界でも日陰のようで、鉄コレが多少あったが、種類は少ないようだ。

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2019年05月03日

Posted by ブクログ

存外面白かった。
京阪なんて、埼京線と並ぶ痴漢の多い柄の悪い電車だと言うイメージしか、昔はなかったんだけどね。大阪に住んでいれば、地下鉄とJRと近鉄と阪急で何とかなったから。
今は通勤で京阪を使うようになっているのだけど、これだけの紆余曲折があって、アイデア一杯に走ってきた路線だとは知りもしなかった
鉄ではないので、各車両の特徴を嬉々と語られても、茶色い特急と青い特急とその他緑の普通電車しか判んないんだけど。

通勤電車を見る目が変わる。

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2021年12月25日

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