【感想・ネタバレ】いま、論語を学ぶのレビュー

あらすじ

『論語』はすばらしく、そして凄味のある本だ。性善説や性悪説のような「決めつけ」をせず、あるがままに人間性を見、聞き手にすべてを任せる。そこには相手を説得する支配欲とは無縁の、本当に生一本(きいっぽん)の素直な人物である孔子像が浮かび上がってくる。『論語』は「遠くに住む友人がやってくる。楽しいではないか」という生活の実感に溢れ、身近なものなのだ。読み易く、分かり易い、『論語』本の決定版!

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Posted by ブクログ

論語について少し興味があったため読んだが、非常に面白かった。

本書は論語のいくつかの部分をピックアップして、それをテーマにして対話するという内容であった。

対話本というものを初めて読んでみたが、普通の本よりも人間味があって面白い。対話から滲み出る著者らの人生経験の多さと深さに圧倒された。

学びや勉強について述べられている部分は学生の自分にとって耳が痛い部分もあった。

これから多くの人生経験を経て本書をまた読む(もしくは論語を読む)と感じ方、受け入れ方がまた変わってくるのだろう。

自分の未熟さを再認識させられる一冊であった。

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2021年09月05日

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