【感想・ネタバレ】税高くして民滅び、国亡ぶのレビュー

あらすじ

高い税率は、税収の増加には結びつかずに、中産階級を滅亡させるだけだということは、戦後のイギリスが証明している。税率をどんなに高くしても、本当の大金持ち、大富豪はそれを回避する知恵も手段も持っているからだ。著者はこの現実から、「万人一律で10パーセントの所得税にせよ」と主張する。古来、税が高くて乱が起こったり、国が衰亡した例は無数にあるが、税が安くなったので乱が起こったり、国が衰亡した例などは一つもない。増税より経済成長政策が先であり、国民の富は自由経済市場から生まれるのだ!

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Posted by ブクログ

いにしえより重税を課して国が栄えたためしなし。一律10%もあれば十分に国は運営できる。どれだけ重税を課そうが金持ちは税を免れ、あるいは国外へ脱出するだけ。バカをみるのは実質的に国を支える中産階級。大政翼賛的に増税が企てられようとしている今。一言一句が身にしみる。

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2012年08月17日

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