【感想・ネタバレ】勉強ができる子の育て方のレビュー

あらすじ

二人の娘を東大(理III、文III)に現役合格させた母親が、幼児期の育て方から、大学受験時の教材や勉強法まで初公開!
7つの子育てポリシー、子どもが伸びる5つの関わり方、勉強を習慣にする7つの秘訣、考える力を育てる3つの指導法など、どこのご家庭でもすぐに実行できる方法がわかります。
「勉強好きで何が悪い!」「教育ママで何が悪い!」難関校に合格した子の親はよく「勉強なんかしてません。運が良かったんです」などと謙遜しますが、著者の江藤氏は「勉強好きも一つの個性。
それを最大限に伸ばすため、幼い頃から勉強をさせてきました」と言い切ります。
勉強好きというと「ガリ勉」などネガティブなイメージを持たれがちですが、「学習は本来楽しいもの。知識や世界を広げる素晴らしい体験」なのです。
頭のよい子を育てるために何より大切なのは「楽しく学ばせること」、そして「自信を持たせてやること」。
そのためにどう子どもと接すればいいのか、どんな環境をつくってやるべきなのかを具体的に解き明かします。著者が実際に使っていた知育玩具や教材・参考書、娘たちが実行していたユニークな勉強法なども紹介。試行錯誤しながら子どもを育てた母親だからこそ語れる体験談の数々には、類書にない説得力があります。
専門家や教育学者は絶対に書けない、母親の気持ちが詰まった一冊です。

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Posted by ブクログ

タイトルから教育ママ・パパのイメージを持ったが、子供たちに「させる」のではなく「するように考えさせる」ようには、と言う感じだろうか、子供の育て方と言うよりは、その名を語った親自身の親へのなり方と言うか。どのようにして子供と関わるか、時期や方法なども著者の具体的な体験も交え書かれている。
とにかく言える事は、子供は最初から勉強をしたくないと言う事はない、嫌いにさせるのは親の関わり方と言う事だ。勉強させたいのは親。だったら親が関わり方を考えなければ、子供がしたいと思うはずがない。良い関わり方を心掛けたい。

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2020年05月21日

Posted by ブクログ

二人の娘さんが東大に現役合格したというお母さんの子育て論。

育児中にもコーチングの仕事をされていたらしく、コーチングを活かした子育て論という読み方もできるかもしれない。

女の子の子育てという意味で、参考になる部分が多いが、具体的な方法はもとより、「勉強が得意だ」と言うことは「スポーツが得意」というのと同じ、という考え方や、年齢によって親の関わり方を変えないといけない、という点などは当たり前でありながら、なるほどと思わされた。

これを読んだからといって、良い大学へ入れるようになるのかどうかは判らないが、普通に育児本として読めばよいと思う。

「学習の習慣づけ」はしてあげたいのだが、家にいない父親には難しい・・・

[more]
(目次)
第1章 勉強好きで何が悪い!楽しく学べば必ず伸びる
 勉強の楽しさは親が伝える
 「勉強好き」も一つの個性
 受験で得られた「頑張る力」と「効率化」
 「やらされる勉強」では子どもは伸びない
 中学受験は親子一丸となって挑むもの ほか

第2章 教育ママで何が悪い!娘二人を東大に入れた私の子育て
 職業:教育ママ
 ミッション:子育て
 ゴール:子どもの自立
 好奇心を摘み取らない
 強みを生かすアメリカの教育
 ゴールは東大の先
 主婦は「ジェネラル・マネージャー」 ほか

第3章 できる子の親・7つの子育てポリシー
 ポジティブにドンと構える
 制限をかけない
 あえて負荷をかける
 刺激を与える
 競争相手を作る
 自信を持たせる
 愛情をかけても期待はかけない

第4章 年齢別・子どもが伸びる5つの関わり方
 年齢によって親の「関わり度」を変える
 幼少期:何でも一緒に(関わり度100%)
  楽しさを伝える
  スキンシップをとる
  習慣を作る
  「自信」の原点を育てる
 小学校時代:誘導する(関わり度80%)
  子どもの話を聞く
  「できる」と思わせる
  子どもに決めさせる
  「ガイド役」になる
 中学時代:待つ(関わり度50%)
  受け止める
  将来の話をする
 高校時代:足を引っ張らない(関わり度30%)
  口を出さない
  「マネージャー役」になる
  「大丈夫」と言ってやる  ほか

第5章 東大合格を実現した我が家の勉強法
 幼少期:刺激を与える五つの遊び
 小学生時代1:いい生活習慣を作る三つの工夫
  同じ時間に同じことをする
 小学生時代2:勉強を習慣にする七つの秘訣
  食卓で勉強する
  仕切りをつける
  やることリストを貼る
  三十分で区切る
  親が一方的に決めない
  一日の分量は「足りない」程度にする
 小学生時代3:考える力を育てる三つの指導法
  間違っていても直さない
  「超」得意科目を作る
 中高生時代:我が家でやっていた九つの勉強のコツ
  「本当の勉強時間」を計る
  殴り書き暗記法
  貼り付けノート術
  英文小説読書法
  親は百パーセント協力する ほか

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

勉強が好きで何が悪い、スポートもおんなじでしょう。ほめて・喜んで・待って・環境を整えて、親のできることはこれくらいしかないのでしょうね。後はリズムメーカーとしての親の役割についてといています、これもいい。勉強のとっかかりのエネルギーをたすけてあげることができる。ノウハウ本として完成度が高い。

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2011年12月19日

Posted by ブクログ

娘二人を東大に合格させた、ある母の体験記。

・・・と聞くと、大して参考にならないような感じもするのだが、予想に反して良かったです。

簡単に言うと、「親ばかで、子どもの可能性を信じ続け、さらにそれを子ども本人にも伝える」という子育て方針。
それに至るまでの変遷。
母の子どもへの歯がゆい思いなどが痛いほど分かって、また、反省して・・・。
「親の言葉の重み」のところは、特に胸にグッと来ました。

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2019年01月16日

Posted by ブクログ

具体的な実践法よりも、メンタル面でのケアについて、繰り返し書かれており、親として力づけられ、頑張って子どもを応援しようという気持ちになれた。
自信をもたせる、信じる、聞く、愛情はかけても期待はかけないなど、母親として見習いたいと思うことが多かった。
必要以上に何でも手を出さずに、子どもにも決めさせ、温かく見守っていきたいと思う。
必要とされたときにはいつでもサポートできるよう、気持ちだけはいつも子どもの方を向いていたい。
貼付けノート術が参考になった。

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2010年06月07日

Posted by ブクログ

具体的な育て方よりも、親としてのメンタル部分の説明に終始しています。でも、これが意外に良いんです。私は母親ではなく、男性で父親なのですが、とっても参考になった部分が多いです。

「教育パパ(書籍内では教育ママ)で何が悪い。」というのは、なるほどなぁ〜と思いました。「私が勉強させたいんだ。」というのも、当たり前なのですがハッキリ言葉にすると、子どもに優しくなれました。

★3つにしたのは、著者がお茶の水女子大卒です。親の頭のできが違うと感じたこと、長女さんの出来(特に素質)が凄すぎること、それとわが家が共稼ぎ世帯だということで、厳しくしました。

それでも、子どもに勉強させようと思った親は絶対一読すべき本だと思います。少なくとも私は、気持ちが楽になりました。著者に感謝です!!

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

書いてある内容は、特に目新しくないけれども、やるといいんだろうなぁといった感じです。

著者は、がんばり屋さんなんだろうな。
私には無理。

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2014年07月03日

Posted by ブクログ

教育ママ本だが、小手先のテクニック論ではなく、一貫して「子供に自信をつけさせること」が最重要であると明快なコンセプトがあって好感が持てる。自信、自己肯定感の重要性については、教育心理学で有名なアドラー博士も、また最近話題の花まる学習会の高濱代表も強調するところ。アドラーとの対比で読むと「?」と思う箇所も無きにしも非ずだが、ただ「子供に勉強させなければ…」と焦っている親にはそれ以上に大切なことがあると気付かせてくれる本かもしれない。

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2013年01月12日

Posted by ブクログ

娘さん二人が東大に進学されたママが書いた本です。
親として当たり前の事が書かれてあり、これといった真新しさはありませんでしたが、子育てに大切な物や大切な事を再確認できました。

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2012年02月07日

Posted by ブクログ

育児ママ回想記。心構えを年齢別にというのが特徴的です。あくまで、経験談にもとづく記述なので、過度の普遍化はできませんか、そんなに変なものではありません。むしろ、ツッコミが足りないくらい。

しかし、著者の基本スタンスをよく表している気がする。このあとに書かれた褒め言葉のノウハウ本を読むつもりなので、その内容を咀嚼するうえでの前提知識になるはず。

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2011年11月07日

Posted by ブクログ

勉強好きで何が悪い?運動が好き、絵が好き、と同じように勉強好きがいたっていい。
何事も習慣である。勉強にしたって、同じ。小さな頃から意識して良い習慣を作ること。
目立ってものすごく目新しいことは書かれてなかったかな。

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2011年06月11日

Posted by ブクログ

東大合格の娘を二人育てたお母さんのお話。
判りやすい内容ですが、家計環境の違いを痛感。
誰でもできる 的な事を並べてありますが
やはり、格差社会を思いました。さあ、我が家はどないしよ?

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2010年03月19日

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