【感想・ネタバレ】ラダックの星のレビュー

あらすじ

もっとすごい星空、ここにあったよ。
なぜだろう、昔見た星空を思い出すとき、胸の内には星それ自体の美しさとは別に、ささやかなストーリーが浮かび上がってくる。
その頃大切にしていたものや身の回りで起きていたこと、揺れていた思いの一つひとつが、鮮やかに思い出されてくるのだ。(本文より)

『インパラの朝』から9年――待望の紀行ノンフィクション
北インドの秘境・ラダックへ――。
友人の死と向き合い続けた25日間の星空の旅。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

インパラの朝が衝撃的で
面白くて、あっという間に読み終えただけに
旅の話と友達との昔の話が交互に行き交って
個人的には少し入ってきにくい内容だった。

なぜ別々に書かずに
旅の話の所々にミヅキの話を入れたのかな。
もしかして旅の途中途中で思い出した場面のかなぁ
とか考えたりした。

中村さんの書く言葉は
詩的で儚げで美しさもあるのに
わかりやすく、その時の情景が目に浮かぶ。

人は悲しみや悔しさややりきれない想い、
期待、希望、夢、いろんなものを抱えて旅に出る。

そして癒されたり、忘れることができたり、
希望に変わったり、新たな目標ができたりして
いくものなのだろう。

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2024年04月09日

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