【感想・ネタバレ】城の科学 個性豊かな天守の「超」技術のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年01月20日

カラー写真豊富で1200円!~松本城の黒い壁の漆は1年に一度塗り直す。費用420万円、9月がベスト。姫路城の漆喰は6層で厚み30cm強。犬山城は姫路城みたいな心柱の代わりに、1階から2階の通し柱、2階から3階へ、3階から4階への通し柱を立てて、重みを梁に分散させている(なるほどねぇ)。~やるなぁ・講...続きを読む談社。さすがだぜ。城とは言っても、これは天守の科学。紹介されている城で行ったことがあるのは、松本城・姫路城・松江城・犬山城。興味があるのは福井の丸岡城だね

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Posted by ブクログ 2018年01月24日

読み応えもありつつ、入門者にも分かりやすく書かれている。巻末の現存天守の解説はガイドブックのようで良かった。

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Posted by ブクログ 2018年01月19日

「城」とひと言で言うと大概の日本人が頭に浮かべるのは「天守」の部分である。が、天守とは城を構成するパーツの一つなのにやはり最も心象に残るもので、ひとつひとつ解剖していくとそれぞれ個性豊かな顔が見えてくる。

本書曰く天守の最大の特徴であり魅力は。

『限られた時間の中で美観も実用も追求しながら築かれ...続きを読むた天守は、人間の試行錯誤が如実に反映されている建物』

戦乱の世に造られた城がその後平和な世になり増築すると下層と上層では目的も変わり、建築工法が違うとちょっといびつになったり見た目も変わってくるだとか、その時の状況や政治情勢によっても同じ城でも色んな側面が見えてきて面白い。

現存する天守12棟の解説を読んでいると、全て巡りたくなる!

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Posted by ブクログ 2017年12月08日

 私は山城派で、天守に特別興味があったわけではなかったが読んでみて損はなかった。著者の萩原さんが<おわりに>で書かれているように、「近世の城をしることで中世の城の理解がより深まることもある」そのとおりだと感じた。
 天守の見学に行くのなら、この本を読む前と読んでからでは明らかに面白さが違うと思う。現...続きを読む存12天守を見学に行ってもいいような気になった。

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