【感想・ネタバレ】名古屋鉄道 今昔 不死鳥「パノラマカー」の功績のレビュー

あらすじ

愛知県をメインに岐阜県南部まで路線を張りめぐらし、昭和には「パノラマカー」で一世を風靡した名古屋鉄道。総路線長は近鉄、東武に次ぎ私鉄第3位の長さだ。本書は名鉄電車の歴史や昭和と平成の比較、ほとんどの線が名鉄名古屋駅を通る針の穴を通すような運行、各沿線の描写など、生まれも育ちも名古屋の著者がその魅力を凝縮させた“名鉄雑学読本”です。

徳田 耕一(とくだ こういち)
交通ライター。昭和27年(1952)、名古屋市生まれ。名城大学卒業。鈴鹿国際大学(現=鈴鹿大学)などで観光学の客員教授を務め、現在も他校で同職。また、昭和60年と平成7年の名鉄運賃改定公聴会では、運輸省(現=国土交通省)運輸審議会から一般公述人(条件付賛成)に選任された。鉄道旅行博士。主な著書に『名古屋駅物語』(交通新聞社)、『東海の快速列車 117系栄光の物語』(JTBパブリッシング)など。ほか多数の著書がある。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

#889「名古屋鉄道 今昔―不死鳥「パノラマカー」の功績
 中京圏の鉄道を中心にルポを続けてゐる徳田氏の一冊。名鉄こと名古屋鉄道の歴史や現状を概説します。ところどころに「昔は良かつたなあ」的な思ひが行間から読み取れます。
 過去作と同工異曲の一冊がまた増えた、と冷たく突き放す事も可能ですが、まあ著者の地元愛に微苦笑しながら読みました。
 ところで、知立駅高架化工事の完成は、イキナリ五年も伸びて2028年の予定になつてしまひました。時間がかかり過ぎと申せませう。

0
2023年01月26日

「ノンフィクション」ランキング