あらすじ
「自殺なんて馬鹿がするもの」、そう思っていた。ただ無力に目の前で、愛する人を失うまでは―。年間2万4千人が自殺する現代…保険会社に勤める紘一は、連日のように届く人身事故の報せに「死ぬなら他人に迷惑かけない死に方しろよ…」とうんざりしながら、対応に追われていた。そんな「死」の報せにいつしか慣れ、愛する妻と母の3人で過ごす自分の日常には関係ないと無根拠に思い込んでいたある日…残業を終え帰宅した紘一を待ち受けていたのは,燃える我が家と、謎の残る焼死体であった。
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絵がとても綺麗だが
フルカラーフルデジタルを十二分に使いこなした絵柄は透明感があってきれいである。しかし描き出されているストーリー内容は陰惨で身につまされる思いである。直視しなければいけないけれどもどうしても目を逸らしてしまうようなことが描かれていて嫌な思いになってしまう。
おすすめできません。
内容的には中途半端で、読後感も中途半端です。まず登場人物の存在感が軽い。そしてメッセージ性は皆無で、読むのは時間の無駄です。但し、中途半端な内容と描写が、逆に鬱な気分にさせてくれる漫画ではありますので、その部分では、何かがあるのでしょう。結論としては、内容と世界観もペラペラで盛り上がりもないので、読んでも時間の無駄にしかならないのと、その中途半端さが、逆に鬱な気分にさせてくれるので、実生活を充実させたい人は読まない方がいいでしょう。