あらすじ
なぜ国民の利益を優先してはいけないのか? なぜ「ジャパン・スタンダード(日本基準)」でやらないのか? 日本人の協調性が世界でいいように利用されていることに、もうガマンがならない! 日本人自身が変わらなければ、この関係も永遠に変わらない。これからはジャパン・ファースト! 「平等主義」「平和主義」「国際協調主義」この3つの主義を捨てれば日本はもっと幸福になる!
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Posted by ブクログ
日本在住40年近いケント・ギルバートさんが日本人に向けた政治、経済、憲法、国民性、沖縄問題等について強烈なメッセージが書かれております。この本で著者が書かれている通り、「日本人以上に日本人らしい」という言葉は在日外国人の方に対し大変失礼な表現ですが、日本及び日本を取り巻く環境の事を考えられていると感じました。
読破後は私自身も大変、身の引き締まる感じがしました。
Posted by ブクログ
毎度本当にセンスを感じないケントさんの本だが。
一番まとまってる感じかな。WGIPと東京裁判を除けば、大体放り込んであるか。
ルールとスタンダードは違うこと。
日本人を褒めてくれながらも、日本に対する苦言も。そこは全く同感で、長いいろんな工作で、外交とか政治とかを破壊されてしまった日本はこの先どうなるのか。
ケントさんのいいところは、自分は米国人であるという立場を揺るがせないところ。自分の立場では、という意見だな。
たしかに、終戦がもう少し遅く、ソ連が日本に本格的に攻め込んでいたらと考えるとうすら寒いものはあるが、それでも原爆のおかげとは思えないのはある。
アメリカもまた特異な国で、未だに西部劇の国。殴り合って相手を認めれば固い握手をする。そうして、経済的にも軍事的にもアメリカを本気にさせたのは日本だけ、という記述はちょっと新鮮だった。