あらすじ
「ちちうえの乳は想像よりも甘うございます」宮緒 葵が「濃厚乳」を引っさげ登場! 敬愛する親友。赤子から育てたその息子。二人から『乳』を求められ…! ラスト1ページまで目が離せない禁断愛をどうぞ。
※本書は電子配信中の「小説ビーボーイ 溺愛しすぎる特集(2017年冬号)」に収録されております。
感情タグBEST3
さすが宮緒葵だった。
まず、イラストレーターの方には悪いが作品の力に見合う絵ではなかったと思った。始め表紙を見て購入をためらったものの「宮緒さんの時代物」というお初に期待は大きく、でも仲々読み出せず積ん読のままだった。今日やっと読み始めてページをめくった途端、一気に怒涛のように宮緒ワールドに取り込まれた。こりゃあ若い絵師さんが苦労するはずだ。宮緒さんのお得意のどろっどろに体液も偏愛もほとばしる内容で、期待以上に鬼畜でハッピーな内容でした。さすがです。ええ、もう、石田豪人か中島梓かと言うくらい粘性の高い情念がべったりと主人公の朝幸を包み込んで、幸せな煉獄に親子もろとも沈み込む濃い濃いお話でした。ご馳走様でした。(^人^)♡