あらすじ
20XX年、W杯アジア最終予選の終盤、日本代表は窮地に陥っていた。低迷の原因・決定力不足を解消するため、もう後がない日本はいわくつきのFW・戌井凌駕(いぬいりょうが)を招集!W杯のチケットを掴み取るため、魂を賭けて激戦に挑む!『Jドリーム』『中澤佑二物語』を描いたサッカードラマの名手が放つ激情の代表戦記、キックオフ!!
電子書籍版特典として当時を振り返る作者自身によるあとがき収録!!
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こんなヒーローは初めて
とてもヒールなヒーローです。実力は確かにありますが、チームメートをチームメートと思っていません。しかし、これから何かが変わるのだと思います。
Posted by ブクログ
【読間にて】
※作品としての読後の感想は、最終巻に。
本日2巻まで読進。
塀内さんは、やっぱりサッカーものじゃなきゃね。
仏から南アまで、4大会連続で本大会出場を果たしている現在に、何故に今さら最終予選を描くのか……?と、今の十代や二十代前半の人達ならば、訝ることとも思う。
が、ドーハの悲劇をリアルに目撃し、ジョホールバルの歓喜に興奮を覚えた世代としては、最終予選の厳しさを懐かしくかつ、リアルに共感できる。
仏W杯最終予選時、リアルの日本代表と、漫画「Jドリーム完全燃焼編」や「俺たちのフィールド」作中での最終予選がシンクロしていて、1試合1試合1週1週をハラハラドキドキしながら待ち望んでいた記憶が甦った。
実在の人物がモデルと思われるキャラが、チラホラ………中村俊輔、オシム、中澤?、川渕元チェアマン………(笑)。
他にも「●●のモデルは▲▲だと思う」とかの意見(同意)があれば、コメント欄へ書き込んでくれると嬉しいです。
2012.09.07.2巻まで了。