【感想・ネタバレ】島津郷子自選集 10巻のレビュー

島津郷子

耀子は夫・正広の海外出張を機に、娘の朋美を連れて田舎でたったひとり暮らしている母のもとへ里帰りをした。義母は料理上手で食卓を飾るのに対し、母は質素で地味な料理ばかりでそれが恥ずかしくつい母につらくあたってしまう……。様々なヒューマン・ドラマを描いた読み切り短編集。

[G · ★★★★☆]

ボリューム満点だった。

たくさん話しが入っていたが、題名通り、殺したいほど…という感じのサスペンスばかりでした。

ハピエン好きな自分としては、相手が浮気してしまったりとかいうカップルもあったり、相手の浮気を疑い過ぎて殺人未遂をしたりと、好みとは路線が変わっていて受け入れがたい内容もあったが、ドキドキハラハラしながら読めて意外と楽しめました。

特に印象に残ったのが1話目と最後の話でどちらも夫婦ですが、女性側が旦那の浮気を疑い過ぎて事件を起こしてしまいますが、思い違いだったので良かったです。

＃深い ＃ダーク