あらすじ
新人編集者のあかりは、昼夜の区別なく襲って来る不気味な眠気と、夢の中に現れる幽霊に悩まされていた。その夢からいつも現実へと引き戻してくれるのは、こっそりエサをやっていたノラ猫のシロ。しかし、夢の中の悪霊はしだいに殺意をあらわにし、あかりに近づいてきて…？ なぜか霊を引き寄せてしまうあかりを、霊感猫のシロが助け、事件解決の糸口へと導いていく、傑作ホラーサスペンスシリーズ。
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切ない心霊ものです。
題名通りの心霊ものの漫画ですが、ホラー系ではなく切ない話が多いのが特徴です。極端には怖い訳ではありませんので誰にでも読みやすい作品です。
シリーズ1
霊を引き寄せるあかりと霊感猫のシロが事件解決をするサスペンスホラーシリーズ。絵柄等は古さあり。
「修羅の夢」→編集者のあかりが担当する暮林と関わると霊現象が起こるようになり……。愛憎入り乱れ、意外な結末。
「哭き部屋」→蛇口から出る髪の毛、泣き声。沼とは？酷い男に引っ掛かった美加が成仏できますように！
「癒しの庭」→死人が浄化するために来る庭を持つ作家の室生。担当になったあかり。虐げられた子供たち……鉄板の子供ネタですが、あかりが体当たり？で成仏に貢献。
「闇の花嫁」→室生の親戚宅へやって来たあかりですが、そこで起こる異変。死に際の後悔の念が恐ろしさあり。そして最後のヤバ気なみずほ。
「邪鏡」→みずほから貰った怪しげな鏡。呪いの言葉を唱えると魂が吸い込まれ……。室生とあかりの恋が一歩進む？
「死人のララバイ」→室生の友人を一緒に見舞うあかり。門の前の霊と何かを企む友人の妻。強欲の結果は自業自得。
あかりとシロシリーズは長く続いている。最初の霊感猫のシロとの出会いのシーンが読んでいて懐かしい。ホラーだけど、シロになごむ。
