【感想・ネタバレ】読んでみたいシェイクスピアのレビュー

あらすじ

本書では、シェイクスピアの戯曲39作品のすべてにあらすじをつけ、人気の高い主要な作品には四コマ漫画や周辺情報を掲載しています。シェイクスピアをザックリと読みたい人にお勧めの一冊です。

序章 シェイクスピア
第1章 悲劇
ロミオとジュリエット/ハムレット/リア王/オセロー/ジュリアス・シーザー/タイタス・アンドロニカス/アントニーとクレオパトラ/アテネのタイモン/コリオレイナス

2章 史劇
リチャード三世/ヘンリー六世・第一部/リチャード二世/ヘンリー四世・第一部/ヘンリー六世・第二部/ヘンリー六世・第三部/エドワード三世/ジョン王/ヘンリー四世・第二部/ヘンリー五世/ヘンリー八世

第3章 喜劇
ヴェニスの商人/夏の夜の夢/十二夜/お気に召すまま/から騒ぎ/じゃじゃ馬ならし/間違いの喜劇/ヴェローナの二紳士/恋の骨折り損/ウィンザーの陽気な女房たち

第4章 問題劇&ロマンス劇
尺には尺を/テンペスト/シンベリン/トロイラスクレシダ/冬物語/終わりよければすべてよし/ペリクリーズ/血縁の二公子

<電子書籍について>
※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。
※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたのものです。
※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。

株式会社西東社/seitosha

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

突然観劇する羽目になった方へ

とある流れで知人達と人生初の「シェイクスピア劇」を見ることになり、これはまずいと慌てて購入。
電子書籍だと真夜中でも購入してすぐ読めるので便利ですね……。

恥ずかしながら私、シェイクスピアと聞いても昔のイギリスの有名な劇作家で「ロミオとジュリエット」の作者らしい。という事ぐらいしか知らないど素人。
上記の切羽詰まった理由と表紙イラストに惹かれて購入しましたが、大当たりでした。

シェイクスピア自身や時代背景についても説明されていましたが、今回特に役に立ったのは各劇のあらすじと見どころが4コママンガやイラスト図表、わかりやすい説明文でまとめられていた部分。
あらすじが頭に入っていたおかげで、実際の劇もすんなり理解することができましたし、何より「見どころ」がわかっていると劇を見慣れた人との会話も弾みます。おかげで面目をつぶさずに済みました……。
シェークスピアのつくったすべての劇が解説されているようなので、今後も重宝しそうです。
(ただし、マイナーらしいいくつかの劇は簡単なコラムにまとめられている程度です)


個人的に、非常に助かったので☆5つ。
私のように突然劇を見に行く羽目になった方、あるいは、よく知らないけど何かのきっかけで勉強したい方のとっかかりとして文句なくお勧めします。ちょっと高めですけどね。

0
2013年10月03日

「学術・語学」ランキング