あらすじ
「お前はわたしの最も尊いものとして、髪の先から爪まですべてを大切にされて生きていくんだ」
人間界と魔界の平和のため、魔王によって選ばれた聖女は生贄にされる――聖女エルはその言い伝え通り、聖騎士に心臓をひと突きされ、命を捧げた……はずだった。「お前は生涯の伴侶としてわたしの妻になるのだ」なぜか魔界で目を覚まし、彼女を生贄に指名した張本人・魔界の帝王ブラッドに、彼との結婚を告げられて戸惑うエル。しかし、人間界で悪魔と恐れられていたブラッドは愛情深く、エルに広く自由な世界を教えてくれる。聖女として抑圧され孤独な生活を送っていたエルは、そんなブラッドに強く惹かれていくが……?
感情タグBEST3
ブラッドが最高すぎる
作家さん買いです。
悪魔は魔界の住人なだけでおどろおどろしい生きものではないという新しい世界。
こいつは大変よい。住みたい。
一方で人間界はいろんな欲や気持ちが渦巻きすぎて、全然優しくなかったりする。
魔界、いい。
そしてその国の王をしてるブラッドが最高でした。
人間界のアルフレッドが狂人だったのがすっごく意外。クソすぎる。もはやびっくり。
ブラッドの部下になって働きたい気持ちでいっぱいになりました。
この作家さんらしいあたたかで執拗な激重い愛情がとてもよかったです。
ブラッドが優しくて気遣いできて、とても男前で素敵だった。ヒロインは聖女だからと色々理不尽を飲み込まされて生きてきた感じで、ほわほわしつつ、頼りない感じもしつつ、でもちゃんとブラッドに愛されてしっかり幸せになってて見てて嬉しくなってしまう。