あらすじ
民家の庭で発見された、上半身のみの遺体。その両腕には、計6本の注射器が刺さっていた。色めき立つ捜査陣を横目に、第二、第三の殺人が発生し……。深川警察署刑事課の尾崎と、風変りな部下広瀬のコンビが犯人に迫る、シリーズ第二弾。
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Posted by ブクログ
なかなか面白かった。
この人らしい猟奇殺人を主題にした警察ものですが、良かった。
特に真犯人に至る満ちは警察ものらしいですし、ある人間の企みはなかなかびっくり。
3019冊
今年247冊目
Posted by ブクログ
麻見和史『殺意の勲章 猟奇殺人捜査ファイル』朝日文庫。
書き下ろしのシリーズ第2弾。
今回もかなり猟奇的な連続殺人事件が描かれる。しかし、犯人の動機には今ひとつ納得出来ず、前作ほどの面白さは無かった。
都内の民家の庭で男性の上半身のみの切断遺体が発見される。その両腕には6本の注射器が刺さっていた。深川警察署刑事課の尾崎隆文と部下の広瀬佳純のコンビが犯人を追うが、第二、第三の同様の殺人遺体が発見される。そして、一連の事件は18年前に起きた女性の殺害事件とつながっていく。
本体価格880円
★★★★
Posted by ブクログ
女性の子供時代の記憶から話が始まる。
そして、時が経ち18年後上半身のみの遺体が発見される。腕には注射器がそして輸血パックが置かれている。死体から犯人のメッセージを掴み取り、犯人逮捕を目指す尾崎と広瀬に早くも第二、第三の事件が発生する。
犯人はすぐに分かる話なのですが、犯人がなぜ上半身にこだわっているのかが最後の方まで分からなかった。
終盤の加奈子の豹変ぶりが読んでて若干引いてしまった。