あらすじ
逃げられない。 何度も殺してた。あの女。離れてもつながってる――。 かくも繊細なバランス。完結するミステリー。 両親を亡くし、血のつながらない家族と暮らす久乃。いつしか誰の目にも見えない羊と会話するようになる。そして過去と現在、2つの事件が交錯する――。
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Posted by ブクログ
面白かった。キャラも魅力的だし、話も良い纏まり方だと思うし、ドラマ的だし。長さも丁度良かった。
よく理解できなかったってコメントがあるけど、それは読解力不足なだけだよ。ちゃんと読めばとてもわかりやすい。寧ろ、このスマートな語り口が本作の魅力だと思うけどな…
羊が見えるのは、ネグレクトが題材であれば、ある意味定番の設定。人に見えない羊が見えるという時点で、主人公は不幸な人生を歩んできたんだ、という事がわかる。コレだけで、説明文で書くよりも、よっぽど深い説明ができている。とってもスマート!
霜月先生には、この調子で数巻で完結する話を書き続けて貰いたいな。
ただ、タイトルのシーラカンスとは、どういう意味なんだろ?1巻には暗喩と書いてあったけど…
シーラカンス → 暗い闇の中でひっそりと生きていく人生、って事なのだろうか?
誰か教えて!
ってか、ググレば早いか⁉︎
Posted by ブクログ
完結。
綺麗に終わってはいるのですが、消化不良といいますか物足りない印象でした。私にはもう少し詳しい説明が無いと難しい内容だったようです。
実写ドラマ化してくれたら面白そうな内容だと思いますが、どこかでやってくれないかな。