【感想・ネタバレ】すっきりわかる! 超解「哲学名著」事典のレビュー

あらすじ

哲学の名著を一度は読んでみたいけれど、何のガイドもなく読み始めると挫折しそう。1冊読むだけで、主要な哲学名著の概要を一気につかめる本があったらいいのに……。本書はそんなニーズに応えたブックガイドです。元サラリーマン・市役所職員という異色のキャリアを持つ“庶民派”哲学者が、主要な古典を48冊厳選し、それぞれの内容や構成、著者の生涯や人となり、執筆の動機や背景などを丁寧に解説。また、どんな本かをひと言で説明する「超解」付きで、教養の基礎をさっと学び直したい人にもお薦めです。【超解例】○プラトン『ソクラテスの弁明』=「哲学の父・ソクラテス」誕生の物語○デカルト『方法序説』=近代哲学の方向性を定めた航海図○ヘーゲル『精神現象学』=「意識」の成長を描いた旅物語
もちろん、難解な哲学名著に挫折したことのある人も必読。ベスト&ロングセラー『超訳「哲学用語」事典』同様、「哲学=難解」が「哲学=面白い!」に変わる1冊です。

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Posted by ブクログ

 哲学は難しいと言われるし、実際そう思います。これまで何度行間のみっちり詰まったハードカバーを買って挫折したことか。それで解説書的な本を読むと見事に要約されていて、自分の読解力の無さに落ち込むことも何度もありました。
 ですが、それはしょうがない事なのです。
哲学書とは、哲学という学問の最先端を走る人が書いた論文なのです。これが、例えば数学や物理だったりすると門外漢の人が数学の論文を読もうなんて思わないだろうし、そもそも売ってませんし。
 言葉という普段当たり前に使っていて普通に理解している記号で、理解できそうにない事が書かれているから難しいという反応になるのだと思います。
 そんな風に言い訳して上辺だけをサラッと知って自尊心を満たすのです。

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2013年02月11日

Posted by ブクログ

有名な哲学者たちの代表作が各4ページ程度でまとめられている。教科書よりちょっと詳しく知りたいという位の人にはオススメ。ただ、かなり平易な表現で書かれてはいるものの、そもそもの内容が難しいものなので、詳しく知りたい場合には各本の解説書などを読むしかないと思われる。あと個人的な感想としては高校時代の倫理の教科書の方が分かりやすかった。

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2013年02月10日

Posted by ブクログ

哲学の名著を50冊ほど取り上げ、1冊につき6ページでまとめている。もともと倫理を専攻していたため、取り上げられた書籍のタイトルや人物名を知っているものが多かった。反面内容まで知っているものは多くないので、ざっくりと各書籍の内容を把握するにはよい。ただ、個人的にこういうまとめ本の類は各節毎に繋がりがなく、集中力を持続させて読むことができず、あまり頭に入ってこなかった。興味をもった本については原作を読んでみようかなと思う。

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2013年01月19日

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