あらすじ
「鉄の暴風」と呼ばれた沖縄戦は、文化の破壊行為でもあった。永く伝わる古酒には100年をこすものもあったというが、すべては灰燼に帰した。大切な文化を残すためにも平和を守らなければならない。沖縄の人びとの文化に対する愛着を平和な時代に託す試みとは。
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Posted by ブクログ
泡盛のおいしさを紹介した本は色々あると思うけど
「戦争と泡盛の本って内容がなかなか重いかも…」
と思いつつ読みました。
泡盛は王様の元で3つの村で作られたものだった
戦争で生き残った黒麹
様々な人々を喜ばせた高級酒・泡盛が下賤な飲み物としてカウンターの下に隠されたという時代
泡盛を守ろうと奮闘した人々
次の世代へとバトンが渡された泡盛の蔵や酒屋
などなど…
戦争を語らずして泡盛は語れない!
だからこそのこのタイトルだったのか…
と、読み終わって納得
お酒やめたと言いつつも…
この本を読んだら、泡盛を飲みたくなってしまった…
次に沖縄に行くときに飲む泡盛は
さらに味わい深いものになりそうです。