【感想・ネタバレ】新装版 原子炉の蟹のレビュー

あらすじ

関東電力九十九里浜原発の建屋内で、一晩中多量被曝した死体がドラム缶詰めで処分されたという。失踪した下請け会社の社長か!? だが中央新聞の大スクープは一転、捏造記事に。事実は隠蔽され、原子炉という幾重にも包囲された密室が記者らの前に立ちはだかる。乱歩賞受賞の社会派の傑作! 1981年週刊文春ミステリーベスト10第1位。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 タイトルを見て311以降に書かれた本かと思いきや、1981年に書かれた本のようです。デビュー作ということなので、確かに若干性急な展開はあるものの、それでも骨太で読み応えのある物語でした。

 ……しかし、なんていうか、うん。若干出オチという気がしないでもない。

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2012年07月19日

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