【感想・ネタバレ】〈博多探偵ゆげ福〉 はしごのレビュー

あらすじ

食は、文化をあらわす。ラーメンは、九州の文化をあらわす!博多で伝説となったラーメン屋台「ゆげ福」の息子で、愛称「ゆげ福」こと弓削匠は、行方不明になっている父を探し求めながら、探偵業を営んでいる。人探しから替え玉受験、窃盗事件、そして幼なじみの警察官が容疑者となった取調室の密室殺人事件。ゆげ福は幼いころから築いたラーメン哲学と郷土愛で、さまざまな事件を解決していく何度も美味しいミステリ短編集。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

『地の底』の作者の短編集。帯に「麺固」と書いてハードボイルドと読ませているように、博多のとんこつラーメンの紹介も兼ねている。
シリーズものだった。1作目「ゆげ福」も読んでみたい。

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2013年02月16日

Posted by ブクログ

エンタテインメント作品としたら事件解決は薄い内容で見せ場すらないが、福岡のラーメン屋の名店が実名で登場するところが食べ歩きの参考になるかな。

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2014年06月15日

Posted by ブクログ

博多を舞台にした一風変わった連作探偵小説。ラーメンに関する薀蓄はなかなか面白く、少し人情系の作品なんだが、パンチが無い。何かひと味足りない読後感。

西村健とは相性が悪いのかな。今まで読んだ作品で絶讃出来るような作品と巡り合っていない。日本冒険小説協会大賞を受賞している作家なのだが、どれを読んでも納得出来ないんだよな。

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2013年01月20日

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