あらすじ
会社を伸ばす経営者、ダメにする経営者、そのちがいとは?
成功するリーダーは何をやっているのか?
著者累計405万部突破!
★人気コンサルタントの小宮一慶氏の経営論の集大成がさらにパワーアップ!
★松下幸之助、ピーター・ドラッカー等、経営の大御所たちからの学びと30年のコンサルティング経験から体得した経営の普遍の原理・原則とは?
★経営者をめざす人はもちろん、今、経営者の人も、さらにレベルアップするために必読の1冊!
◎経営とは、(1)企業の方向づけ、(2)資源の最適配分、(3)人を動かす、の3つを実行すること
◎(1)企業の方向づけの根本となるのは企業の目的(存在意義)
◎経営者は一番厳しいお客さまの目を持てetc.
著者は、中小企業の経営者たちから支持される人気コンサルタント。その経営論の集大成ともいえる前著『経営者の教科書』は、2017年6月に刊行以来、着実に部数を伸ばして8刷に。しかし、刊行から8年が経過したこと。また生成AIの発展、消費行動の変化、働き方改革、M&Aの普及、円安・インフレ等、この間に経営を取り巻く環境にも大きな変化が起こった。そこでこれを機に内容を大幅に見直し、増補改訂して新たな本として刊行する。
30年のコンサル経験をふまえて語られるその内容は、いつの時代にも色あせない、良い会社、良い経営を実践するための普遍の原理原則を説くものとなっている。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小宮一慶の別の本を以前読んで、良かったので2冊目を読んだ
全体的に経営に必要な姿勢、態度が分かりやすく書かれている。特に1章の企業の方向づけのQPS(質、価格、サービスその他)の考え方と、財務諸表を安全性→収益性→将来性の順番に見ていく方法は、自分の知識や経験を整理するのにとても役立った。企業の方向づけも財務諸表も、その企業がどこに注力する段階なのか(質や安全性をまずは押さえるのか、そこは終わっていてより高いレベルのところを押さえるのか)を見極めるのが大事なのかなと思う。
また、仕事をする中で「メジャラブル」なところまで落とし込めているかが大事という箇所があったが、管理系の存在意義の一つなのかもしれないと思った。いろんなタスクの質を評価する重要な判断基準であると思った。
あと、財務諸表のところでキャッシュフローの重要性が説かれていたが、家系でもこれは実践できる。というかやらなければ、感度は磨かれないだろうなぁと思ったのでちょっとやってみよう。