【感想・ネタバレ】タイトルマッチのレビュー

あらすじ

元世界ジュニア・ウェルター級のチャンピオン最上永吉の息子が誘拐された。彼を破ったジャクソンに義弟が挑むタイトルマッチ2日前の事だった。犯人の要求は、“相手をノックアウトで倒せ。さもなくば子供の命はない”。犯人の狙いは何か!?想定外の脅迫に翻弄される捜査陣。ラストまで一気のノンストップ長編推理。デビューから競馬作品が続いた直後に出された「ボクシングもの」としても話題になり、「誘拐の岡嶋」の名をさらに広げる作品にもなった。1984年刊行。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

元世界チャンピオンの最上の息子が誘拐された。彼を破った現チャンピオンに義弟・琴川が挑むタイトルマッチの2日前。犯人の要求は「相手をノックアウトで倒せ」。警察は最上と関係がある元ボクサーを追うが…。

とても面白かった。
琴川の負傷やら誘拐以外でも事件が起きたり、事件の3日間がとても緊迫感があって読むのが止まらない。

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2025年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人の要求はノックアウト勝ちすること。これは世界チャンピオンを狙うボクサーに対して無理な要求。なぜならノックアウト勝ちは狙ってできるものではないから。

人質に対するプレッシャーの中で人間として無理な要求。つまり実現不可能な誘拐犯の要求の真の意味は?ということになる。ボクシングの知識が全くないのに、対戦相手を組むボクシングジム同士の駆け引きなど面白かった。

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2012年02月06日

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