【感想・ネタバレ】健康長寿の人が毎日やっている肝臓にいいことのレビュー

浅部伸一

「食べ過ぎ」「飲みすぎ」「活動量不足」が原因で、肝臓は大きく成長します。肝臓の約2500億個もの細胞の一つひとつに、中性脂肪が蓄積されていくのです。肝細胞の30％以上(厳密には5％以上)が脂肪化した状態を「脂肪肝」といいます。アルコールはそれほど飲んでいないから大丈夫、と安心してはいけません。脂肪が蓄積される原因はアルコールだけではありません。糖質の多い食べものや動物性脂肪の多い脂っこいものが好きな方は要注意です。「脂肪肝」になっても自覚症状はないので、生活習慣を改善しなければ肝機能はどんどん低下していきます。太ってきたのは見た目の問題以上に、中身が深刻な状況に陥っているサインなのです。本書でお伝えする"肝臓にいいこと"を実践すれば、肝臓から脂肪が落ちて肝機能が向上し、元気になります。

[ブクログ · ★★★☆☆]

○本のタイトル『肝臓専門医が教える！健康長寿の人が毎日やっている肝臓にいいこと』
○著者 肝臓専門医
浅部 伸一(あさべ しんいち)
○出版社 自由国民社
○ジャンル 健康 ・ 実用
○どんな本?
生活習慣を見直して肝臓の健康を取り戻し、長寿をサポートする実践的なガイド。

健康に気を使いたい人や、体重管理に悩んでいる人には特におすすめ。

○この本から得られたこと
・肝臓の脂肪化のリスクについて理解が深まった
・具体的な食事や運動の習慣を身につける必要性を強く感じた