【感想・ネタバレ】冷食捜査官(1)のレビュー

あらすじ

動機は“食べたい”ただそれだけだ!SF大将とり・みきが贈る近未来ハードボイルドギャグ漫画、推参!
時は近未来。安全無害の合成食料の完成により、食料統制が始まった。雑菌だらけで汚染された自然食品は製造・飲食が禁止となり、冷凍食品も所持することすら禁止された。それでも食料統制以前に作られ地下の貯蔵庫に眠っていた大量の冷凍食品がブラックマーケットで取引されている。巨額の金と血を賭してまで“冷食” を求める連中は後をたたない。冷食シンジケートが暗躍する中、我らが農林水産省・冷食捜査官が立ち上がる!

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Posted by ブクログ

以前に著者の別の本に何話か収録されていたものが、加筆を受けて一冊にまとめられたのでとても嬉しい。どこか懐かしい匂いのする古典SFとハードボイルド、とり みき節とも呼べるナンセンスさとさりげない古いギャグが堪らない。

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2010年05月27日

Posted by ブクログ

大傑作!シニカルで、ハードボイルドなのに、どこかユーモアに溢れた世界観。とりみきの才能が成せる技ですね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

90年代を中心に、長い期間をかけてあちこちの雑誌等に描かれてきた短編を集めたもの。同一テーマで同じ主人公なので、連作短編集のように読める。描かれた時期がかなり違うのに、絵のタッチもストーリーの味わいもまったく違和感なく読めるのは流石である。

舞台は近未来。食料はすべて合成食品になっている世界で、前世紀の遺物である冷凍食品を求める人々と、それを取り締まる冷食捜査官のハードボイルドな戦い…。このシリーズは作者も気に入っているとのことだが、残念ながらこの第1巻しか刊行されていない。ぜひ続きを描いてほしいものだ。

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2012年06月05日

Posted by ブクログ

「21世紀には地球は暖かくなると説いた奴はどこの誰だったろう
名前が思い出せれば今すぐにでもその男の家へ行きすべての暖房器具を破壊してやりたい気持ちだった」

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2011年12月22日

Posted by ブクログ

事件の中心にあるのは冷凍食品。サスペンスでちょっといい話っぽい形式になってはいるが、結局は冷凍食品。話の中にこの著者独特のギャグがはさまっているのでそれがまた、たまらない。

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2011年03月08日

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